インド人が握った寿司を食べたい→ 握ってもらった結果

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インドといえばインドカレー。なのでインドに行ったらカレーを食べたいもの。リッチなレストランで食べることもできるが、屋台とか炊き出しで食べられる庶民的なカレーもしっかり美味。

広場で炊き出しの無料カレーが食べられるインド

ニューデリーだと、夜になると公園にカレーのや屋台が営業を始めたり、広場で炊き出しの無料カレーが食べられる。現地人によると、宗教関係なく、好きなだけ食べて良いそうな。

大衆食堂や屋台では激安カレーが食べられる

有料のカレーだとしても、大衆食堂や屋台では激安で食べることが可能。実際に食べてみたが、実に素朴でウマイ。このとき食べたカレーはスパイシーはなく、日本でいうところの煮物(の野菜が砕けたもの)に近い印象。中が空洞になっている揚げパンをカレーに浸して食べるタイプ。

ナンでもチャパティでもパロタでもなく、こういうローカルなパン、食べててとっても楽しい。嬉しい。

インド人の寿司スキルがどれほどのものか知りたい

でも「インド=カレー」と考えるのは、もしかして、日本人の決めつけなのではないか? インド人が寿司を握っててもイイじゃあないか。このグローバル社会において、調理スキルに国籍は関係ないのでは!? むしろインド人の寿司スキルがどれほどのものか知りたい。

ということで、インドで寿司屋に行ってみることにした。とはいえ、インドに住んでる日本人向けのリッチな寿司屋じゃあない。日本人が握ってそうなので。

インド人が寿司を食べに行く、インド人のための大衆向け寿司屋に行きたい。そこでこそ真のレベルを知れるのではないか。ということで徹底的に探したら、あった!

さっそく握ってもらった。

インド人の寿司職人が寿司を握ってくれる『SUSHIYA』

やってきたのは『SUSHIYA』という店名の寿司屋。そのまんまであり、寿司に対して真摯に向き合っている気がして、潔くて良い印象。

カウンターごしにインド人の寿司職人が握ってくれるスタイルで、椅子はあるものの、立ち食いに近いスタイルである。今回オーダーしたのはサーモンとマグロの握り寿司。日本の定番ともいえる寿司だ。

手際よく握られていく寿司。けっこう慎重に握っているようにも思えたが、日本人が撮影しているから緊張したのかもしれない。正直、スマンかった。

インド人の寿司スキルはしっかりしていた!

合計4貫の寿司を握ってくれたインド人の寿司職人。見た感じ、ネタは厚めで大きく、贅沢な仕上がり。これは期待できる。さっそく食べてみると……。

おおっ! ウマイ! ウマイではないか! しっかり日本の寿司に負けないクオリティに仕上がっている。サーモンもマグロもしっかり美味。

少なくとも、このお店のインド人の寿司スキルはしっかりしていた! もはや「インド=カレー」というイメージは捨てようと思う。もしかすると、近い将来「インド=寿司」というイメージが定着する日が来るかもしれない。


(執筆者: クドウ秘境メシ)

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