居酒屋で食べたカレーが「亡くなった祖母のカレー」と同じ味だった→ 店主に話した結果

居酒屋『鶏家バードメン』(東京都千代田区鍛冶町2-13-24)はJR神田駅の高架下で営業している、とても狭い居酒屋なのですが、その狭い店内から作られたとは思えないほど料理のレパートリーが多く、しっかり満足できるウマさ。おいしすぎるので、わざわざ中央線に乗っていくわけです。

亡くなった祖母のカレー」と同じ味だった

バードメンで「カレーのあたま」というメニューがあり、その内容はカレーにゆで卵が入ったもの。ライスはナシ。気になったのでそれを食べたのですが、ちょっとした衝撃が。なんと「亡くなった祖母のカレー」と同じ味だったのです。

豚肉がスライスだった

ふたつのポイントが重なって、「亡くなった祖母のカレー」と感じたのです。まずは味がバーモントカレーだった。そして豚肉がスライスだった。「たたそれだけで? よくあるだろ」と思うかもしれませんが、筆者はあまりにも「亡くなった祖母のカレー」だったので衝撃をうけたわけです。

カレーに豚肉スライスを使う家庭が多い印象

あまりにも気になったので、店主と話をしてみたところ、ひとつの答えが。店主は栃木県北部の生まれと判明。筆者も祖母の実家が栃木県北部。たしかにその地域にはカレーに豚肉スライスを使う家庭が多い印象が。そして筆者の祖母もそうだったのです。

昔からずっとカレーはバーモントカレーに豚肉スライスだったので、子どものころは、ほとんどブロック肉のカレーを食べませんでした。豚肉スライスがデフォルトであり、ブロック肉を使うカレーは贅沢と思っていました。

都会のど真ん中で「亡くなった祖母のカレー」の味に出会うとは

だからどうしたと言われればそれまでですが、まさか都会のど真ん中で「亡くなった祖母のカレー」の味に出会うとは思いませんでした。うまい。

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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