ブドウの巻きひげを活用した食品を開発する「Crrit」が、クラファンに挑戦!
ブドウの巻きひげを活用した食品を開発した「Crrit(クリット)」が、8月28日(水)~11月24日(日)の期間、クラウドファンディングサイト・Makuakeにて、プロジェクトを実施する。
未利用素材から食品を生み出す「Crrit」
山梨県甲府市に本社を構える「Crrit」は、ワイナリーで見過ごされがちな未利用資源に着目し、素材が持つ味の豊かさと栄養価を引き出すことで、新しい食体験を生み出そうするスタートアップ企業として、2023年12月に設立。活用されていないブドウの巻きひげを使った食品を開発している。
ワイン用ブドウのツル=Crrit(巻きひげ)を、食べたことがある人はいるだろうか。
実は、ブドウの巻きひげは、ブドウ由来の酸味と塩味を豊富に持つ「おいしく食べられる」食材。しかも、ワイン用ブドウの品種、たとえば、甲州やマスカットベーリーAなど、品種ごとに、ブドウの巻きひげもまた異なった味わいを持つことがわかっているそうだ。
また、ブドウの巻きひげは、タンパク質・食物繊維も豊富だという。
ブドウの巻きひげの価値を見出し、有効活用
しかしブドウの巻きひげは、ワイナリーでは「厄介者」で、放っておくと植物性細菌の温床となり、ワイナリーにとって大きな問題となるとのこと。そのため、毎年多くの人手と時間、労力をかけて取り除き捨てられているという現状がある。
「Crrit」は、そんなブドウの巻きひげの価値を見出し、有効活用!今回のクラウドファンディングでは、「Crrit」が開発している食品を届ける。
返礼品には、「Crritクラッカー」や、
「Crritクラッカー×ぶどうジュースセット」、
「ワインペアリングフルコース」、
「東京藝大出身ガラス工芸家が作るオリジナルグラス」などを用意。各商品は限定生産で、販売数が上限に達した時点で販売終了となる。
このプロジェクトにおける売上金額は、「Crrit」の商品開発に使用される。
CEOの高野氏・COOの続麻氏のコメント
「Crrit」CEOの高野氏は、「山梨大学ワイン科学研究センターで研究してきた、巻きひげを利活用した食品を世に出すことをとても嬉しく思います。今回、クラファン実施に当たってたくさんの人のご協力を得ました。そういった方々に早く恩返しできるよう、クラウドファンディングで得たご支援を使って商品開発を頑張りたいと思います」とコメント。
COOの続麻氏は、「今回のクラファンでは、本当にたくさんの協力者さんに支えられてここまで来ました。今回かかわったシェフの方々のお力によって、美術品のような食がたくさん生み出されてきました。巻きひげという奇跡の食品に感謝しながら事業を進めたいと思います。皆さん応援よろしくお願いします!」と語っている。
これまで、ブドウの巻きひげについて知らなかった人や、食べたことがないという人は、この機会に、ワイン用ブドウの巻きひげから生まれた食品を味わってみては。
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:【一流レストラン協力】ブドウ巻きひげから生まれるサステナブルで新しい食体験
Crrit:https://crrit.jp
(佐藤ゆり)
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