USエモ、インディー・ロックの2バンド、Macseal & Charmerによるカップリング・ツアー開催
日本のDIYツアーブッキング〈Nothing Feels Real〉と、 ”エモ第5世代” の根幹を担うUSレーベル〈Counter Intuitive Records〉によるコラボ企画第2弾、これから躍進が期待されるMacsealとCharmerの2バンドを迎えたツアーが開催。
2バンドともエモ第5世代を代表するバンドで、非常に多くのツアーをこなす中で最高に脂の乗ったタイミングでの初来日となる。なかでもMacsealはツアー直前に新アルバムをリリース予定。6公演中4公演にはシンガポールのエモ若手注目株筆頭、Campingも出演する。
国内サポート・バンドは
ツアー情報
Macseal / Charmer Japan Tour 2024
8/21 (水) 新宿Nine Spices
Macseal (US) / Charmer (US) / ANORAK!
8/22 (木) 西永福JAM
Macseal (US) / Charmer (US) / uri gagarn
8/23 (金) 京都Growly
Macseal (US) / Charmer (US) / Camping (SG) / by the end of summer / Fireplay
8/24 (土) 大阪 Conpass
Macseal (US) / Charmer (US) / Camping (SG) / Left Hands
8/25 (日) 渋谷O-nest
Macseal (US) / Charmer (US) / Camping (US) /falls / Summerman
8/26 (月) 新代田FEVER
Macseal (US) / Charmer (US) / Camping (SG)
チケットなどの詳細はこちら
https://eplus.jp/sf/detail/4108700001
プロフィール
・Macseal
アメリカはニューヨーク州のエモ・パワーポップバンド、Macseal。2013年結成。高校の同級生で結成された4人組で、フロントの3人は小学生からの幼馴染み。高校時分で2015年に1st EP「Macseal EP」を、大学に進学して2017年に2nd EP「Yeah, No, I Know」、2018年に3rd EP「Map It Out」を、そして2019年に1st アルバム「Super Enthusiast」を立て続けにリリース。このアルバムが彼らの名を世界に広める大名盤と名高く、その運命を変えたとも言える一枚だ。
それまで比較的サッド感強め・パンク感強めなトゥインクルエモで界隈を沸かせていた彼らが、パワーポップ要素をふんだんに付与してより一層キャッチーに、至極フックに満ちた楽曲群を提示したのだ。同作のリリースから程なくしてコロナ禍に突入したこともあって、活動ペースを落とさざるを得なくなったが、ライブ活動をせずして彼らはパンデミック下で彼らはその名を世界に轟かせた。キラキラと流麗なリフに、爽やかで暮らしのどんなシーンにも寄り添う温かなボーカルが乗る美しい楽曲は、エモやインディーロックはもちろんのこと、ジャンルの垣根を超えて世界中の数々の人気プレイリストに投入され、同リリースをきっかけにインディーミュージックシーン全体に彼らの名を知らしめた。彼らが紡ぐメロディーラインは清涼感たっぷりで、とにかく極上に甘酢っぱく、万人に評価されるべき王道的な音でありながら、玄人にも好まれる絶妙なバランス感を持つのだ。
これまでにThe Movielife・Piebald・The Wonder Years・Fireworks・Free Throw・Prince Daddy & The Hyena・Delta Sleepなど、エモはもちろん、ポップパンクにパンクロックとさまざまなシーンのビッグネームとツアー歴があり、日本でも人気が加熱する中での待望の初来日。さらに、本ツアー直前に待望の2ndアルバムをCounter Intuitive Recordsよりリリース予定。こうしたタイミングでリリースツアー最初の地に日本を選んだその想いに、ぜひみなさんにも応えていただきたい。最高に脂の乗ったタイミングで次世代エモニューホープが満を持して日本にやってくる。
・Charmer
アメリカ・ミシガン州の4人組エモ・メロディックパンクバンド、Charmer。2015年結成。バンド名はポケモンのプクリン (Wigglytuf) のわざ「あまえる」(Charm)が由来だという。You Blew it!の「Grow Up, Dude」を機に本バンドを始動させたという彼らは、The Promise RingやMineralあたりの90’sエモにメロディック要素をふんだんに振りまいた、Modern Baseball以後のエモメロディックの真髄とも言えるサウンドが魅力。セルフタイトルの1stアルバム「Charmer」は、Modern BaseballのJake Ewald (現Slaughter Beach, Dog) がレコーディングを、同じくModern BaseballのIan Farmerがマスタリングを務めた作品で、次作の「Ivy」ともどもエモ・メロディックの老舗・No Sleep Recordsによりリリースされた。
ここ数年はメンバーの結婚・新しい家族の誕生にコロナ禍が重なり活動ペースが落ちていたが、2023年になって活動を再開し、新作EPやニューシングルを立て続けにリリース。サッド要素増し増しのピュアなミッドウエストエモに生まれ変わってパワーアップして帰ってきた。ギター・ベースのZack・Davidは2024年大注目を浴びる気鋭のエモバンドLiquid Mikeのメンバーでもあり、Zackは現行ポップパンクシーンを牽引するHot Mulliganのベーシストとしても活躍している。
これまでにFree Throw・Hot Mulligan・Prince Daddy & The Hyenaなどとのツアー歴のほか、Vans Warped TourやBled Fest、The Festへの出演など、エモ・メロディック・ポップパンクと幅広い層にアプローチしてきた。エモリバイバル全盛のあの時代のエモバンドが再始動を果たし、より一層の深みを帯びて待望の初来日を果たす。
・Camping
ex-Terrible People・Bethari・Charmのメンバーからなるシンガポールのパンクシーンの精鋭が集結し結成されたエモメロディックパンク、Camping。メンバーはシンガポール屈指のブッキングチームDogswainとしても活動中。2023年半ばに突如として2曲入りのデモをリリースすると、11月には1st EP “Never Been Camping” をアメリカの新興エモレーベルReally Rad Recordsよりリリース。
心地よさを追求してさまざまなエモを詰め込んだといういなたさと力強さが同居する等身大なエモメロディックは、どこか聴き馴染みのあるような郷愁感たっぷりで、ポップパンクでもマスロックでもない、あくまでメロディック基盤のエモというシンプルなスタイルが実にあいくるしい。曲によって男女ボーカルが変わるスタイルも魅力的で、今後さらに注目を浴びる存在となること請け合いだろう。
結成半年ながら既にAngel Du$t・Anxious・Citizen・Forestsら数々のビッグネームと共演を果たし、本国シンガポールのみならず耳の速いエモリスナーを中心に大きな話題を集める存在だ。
Nothing Feels Real
https://x.com/nothingsrealtbh
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