似すぎてて事件になりそう!赤ちゃんの泣き声を真似するオウムに驚きが隠せない

驚くほど人間の赤ちゃんにそっくりな鳴き方をするオウムが、アメリカのミシガン州にいました。

オウムの名前はニコちゃん。アメリカで最も大きなエキゾチックレスキューセンターの一つである、アニマルマジックにいるそうです。

信じられないほど人間そっくりな鳴き声のオウム

ニコちゃんはこのクレートの中にいるのですが、姿を見ずに声だけを聞いていると、まるで人間の赤ちゃんが中で泣いているかのよう。

まずはニコちゃんの動画をご覧ください。あまりにも赤ちゃんに似すぎていてびっくりしますよ。

動画はこちら

いかがでしたか?これがオウムの鳴き声だなんて、どうやっても信じられないですよね。

動画を撮影したアニマルマジックの経営者、マーク・ローゼンタールさんは、「私は歩いている人たちにクレートの中に赤ちゃんはいないと説明しなければならないんだ」と言います。

ほらね、クレートの中にいるのはインコのニコでしょ? と証明するかのような動画ですが、マークさんのニコちゃんに対する愛情を感じますね。

いたずら好きのニコちゃんも、マークさんのことが大好きな様子で甘えています。

とってもユニークなニコちゃんですが、こんな鳴き方、いったいどこで覚えたのでしょうね。

オウムの声帯は人間と似ている?

オウムが人間の声や言葉を真似することができるのは、声帯が人間と似ているからだと言われています。知能が高いと言われる動物でも人間と同じような言葉が話せないのは、他の動物や鳥では声帯の作りが違うからなのだとか。

そしてもうひとつ注目したい点が、オウムの多くは特殊な脳を持っていると考えられていること。なんとオウムには他の鳥たちにはない、新しい発声法を生み出す特殊な能力や、声帯模写を可能にする神経システムなどが備わっているのだそうです。

オウムが私たち人間の言葉を覚えて真似できるのには、そんな能力が関係していたんですね。ニコちゃんの鳴き声があんなに人間の赤ちゃんにそっくりなのは、この場所に来る前に毎日赤ちゃんの泣き声を聞いていたからなのかもしれませんね。

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