【幻のグルメ】伝説のカツカレー屋『もみじ』に行った結果→ 食べられない危機→ その結果

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カツカレーの名店がある。しかし、そのカツカレーを食べられるのは、ほんの一握りの人たちだけ。なぜならば、金曜日しか食べられないから。そして、量が限りなく少ないから。

カツカレーを求めて多くのカツカレーマニアが訪れる

伝説のカツカレーが食べられる店『もみじ』(東京都中央区日本橋本町4-2-13)。毎週金曜日は、カツカレーを求めて多くのカツカレーマニアがオープン前から行列を作る。

たとえ並んでも食べられない可能性

オープン後も行列は消えない。消えたと思っても、店内に行列ができている。そしてタイミングによっては、店員さんから「カレー終わるかもしれませんがよいですか?」と聞かれる。たとえ並んでも食べられない可能性の宣告。

店員さん「カツカレーなくなったらどうする?」

どうしてもカツカレーが食べたいお客さんが店員さんに「食べられませんか?」と聞き返すも、「前の人の注文によります」と言われて終わり。前の人にも聞こえる声なので、前の人はプレッシャー。しかし譲れないはず。金曜日に『もみじ』に来たらカツカレーは定石。前の人もカツカレーが食べたいのだ。

筆者も「食べられない危機」に陥った。店員さんに「カツカレーなくなったらどうする?」と聞かれたので、「諦めて帰ります」と伝える。ドキドキしながら待っていると、運よくカツカレーをオーダーすることができた。ラッキー!

奉仕価格だとしても安すぎるカツカレー

カツカレーは一般的な量と比べて普通サイズでも大盛り。デフォルトで大盛り! ライスも大盛り。なのでお客さんの多くが「ライス少なめで」と事前に伝えている。

そこにマカロニサラダと味噌汁がついてくる。これでたったの950円。奉仕価格だとしても安すぎる。奉仕しすぎている感がハンパない。大将も店員さんも優しすぎる。まさにカツカレーで癒やされる場。

日本の古き良き昭和的カレーライスの正統進化系

気になる味だが、大満足のおいしさ。カレーはかなり粘度強めで旨味濃厚。極めて強いコクがライスの甘味とともに味覚を潤す。日本の古き良き昭和的カレーライスの正統進化系にも思える。

そりゃ行列ができるよなと納得のカツカレー

カツは極めて微細で繊細な衣が豚肉を包んでおり、この衣がカレーに究極的マッチ。カレーの具としての役割を果たす。豚肉はどの部分から食べても安定して柔らかく、そしてしっかり肉汁を感じさせてカレーのおいしさを盛り上げる。

そりゃ行列ができるよなと納得のカツカレー。金曜日だけ、量に限りがある、それでも食べられたらラッキー。たまらない至福のランチタイムのはじまり。心の中でマスタードサンクス。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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