社長との面接直後に妊娠発覚した女性→ 入社辞退を連絡→ 社長から言われた言葉とは

IT企業社員であり、ペット用品ブランドColulu公式アンバサダーとして活躍している女性「いち」さんが、自身の体験談をツイートし、大きな話題となっている。

妊娠に気づかず転職活動したところ……

いちさんによると、妊娠に気づかず転職活動し、社長と面接するところまで話が進んだものの、その直後に妊娠が発覚。入社に関して辞退の連絡をしたところ、社長から嬉しい返答があったのだという。

<いちさんのXツイート>

「実は私ね、妊娠3ヶ月目に今の会社に転職した。なんと妊娠に気づかず転職活動ゆるゆるしてて、最終面接で社長さんとお話しした後に別件で婦人科に診察に行って発覚。それで辞退の連絡入れたら、「うちは男性のコンサルやエンジニアばかりの会社で前例も制度もないけどいちさんのために産休育休の福利厚生の制度を作るから、ぜひ入社して欲しい。」と言ってくださったのが社長なの。入社時期は4ヶ月だから、いうて半年も働けないで1年産休入るのに。それでもぜひ来て将来のコアメンバーになって欲しいって。仕事してて、これほど嬉しかったことはなかったよ。ポートフォリオで送った私の経歴やスキルだけではなく、お腹の中にいる子供も含めて全て受け入れて認めてくれたのだから。待っていたのは今まで経験したことのない難しい先端技術の0→1の仕事だけど、誠心誠意頑張って恩返しするつもり。絶対に会社を大成功させる」



より働きやすく生活しやすい企業であるために

社長の「いちさんを迎え入れたい熱意」はもちろんのこと、より働きやすく生活しやすい企業であるために「産休育休の福利厚生の制度を作るから、ぜひ入社して欲しい」と言える社長スゴイ。

まだまだ発展途上

企業体力にもよると思うが、たとえ面接を受けにきた女性が妊娠していたとしても、その本人の能力を見抜き、受け入れる流れがあたりまえの時代になることを願ってやまない。そういう点では、世はまだまだ発展途上といえよう。



※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト『写真AC』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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