トラヴィス・スコット、ミラノ公演が現地民に地震と勘違いされる
トラヴィス・スコットが、ステージに立つたびに世界を揺るがそうとしているようだ。彼の【サーカス・マキシマス・ツアー】のヨーロッパ公演が現地時間7月23日にイタリア・ミラノで開催され、8万人の来場者が現地で地震が起こるのではないかという心配を引き起こした。
スコットがミラノのズナイ・ラ・マウラ競馬場でパフォーマンスを行い、「FE!N」を8回連続で披露した後、ミラノ市民は地震が起きているのではないかと思ったと伊イル・メッサジェッロ紙は報じている。
イタリア国立地球物理学火山学研究所はミラノで地震を報告しなかったものの、X(旧Twitter)のユーザーは振動について不満を述べていた。あるユーザーは「ミラノで地震を感じたのは私だけ?」とイタリア語で問いかけると、別のユーザーは「ミラノで3回の大きな揺れを感じたのは私だけ?」と付け加えた。
ラ・フレイムことスコットは、大勢の人波、スマホのライト、モッシュピットの様子を上空から捉えた映像を投稿した。映像では、彼が観客を熱狂させる様子が捉えられている。
「昨夜は夢のようだった。ストロムベルクの言葉を借りて、“これはフェスティバルじゃない。ツアーのショーだ”。ミラノ、君たちは何も返す必要はない。君たち全員、80,000人が最高の時間を過ごしてくれた。サーカス・マキシマス。@whitetrashtyler が本当にこれに驚いていた」とスコットはインスタグラムに書き込んだ。
トラヴィス・スコットのパフォーマンスがイタリアで地震と誤解されたのは今回が初めてではない。昨年6月に同会場で行われたスコットの公演中にも、地震の噂が報じられた。
【サーカス・マキシマス・ツアー】は、7月中にヨーロッパ公演を続け、ドイツで2公演、さらにスペインで2公演を行う予定だ。スコットのワールド・ツアーはまだ始まったばかりで、9月には南アメリカで一連のショーを予定している。彼は現地時間10月9日に米ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムでの1回限りの公演を終えた後、オーストラリアとニュージーランドに向かい、ツアーを締めくくる予定だ。
米ヒューストン出身のスコットは新しいリリースも控えており、7月26日にアイス・スパイスのデビュー・アルバム『Y2K!』に参加する予定だ。2人は「Oh Shhh…」という曲でコラボする。
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