レックス・オレンジ・カウンティ、ニューALから「アレクサンダー」&「ギター・ソング」のMV公開

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レックス・オレンジ・カウンティ、ニューALから「アレクサンダー」&「ギター・ソング」のMV公開

 レックス・オレンジ・カウンティが、2022年の『フー・ケアーズ?』以来となる最新スタジオ・アルバム『ジ・アレクサンダー・テクニーク』を2024年9月6日にリリースすることを発表した。

 レックス・オレンジ・カウンティ自身が全編のプロデュースを行い、ロザリアやシザ、ビヨンセの作品に携わるテオ・ハルム、レックス・オレンジ・カウンティのツアー・バンド創設メンバーであるジム・リード、さらにはアルバム収録曲となる「ルック・ミー・イン・ジ・アイズ」のフィーチャリング・アーティストであり、プロデュースも手掛けたジェイムス・ブレイクが参加した作品となっている。リリースの発表と合わせてアルバムの異なる側面を象徴するような「アレクサンダー」と「ギター・ソング」の新曲2曲がMVと共に公開されている。

 「アレクサンダー」はアルバムのオープニング・トラックだ。MVはビリー・アイリッシュやd4vdのMVを手掛けたニック・ウォーカーが監督を務め、痛みに悩むレックス・オレンジ・カウンティが病院を訪れるという『ジ・アレクサンダー・テクニーク』の着想元となったエピソードが描かれている。また、「ギター・ソング」のMVは長年レックス・オレンジ・カウンティの写真を撮影しているアレクサンドラ・ウェスピによってレックス・オレンジ・カウンティのアルバム制作中の様子が収められている。

 アルバムのタイトルである『ジ・アレクサンダー・テクニーク』とは、背中の痛みを治療しながらより深い健康問題に対処していくという、レックス・オレンジ・カウンティが実際に受けた治療法にちなんで名づけられている。そして、本作の制作中はレックス・オレンジ・カウンティがこれまでの作曲プロセスから視点を変えるという試みを続けた結果、心を開いて最も率直な作曲ができたという経験にも照らしあわされている。そうして生み出された楽曲たちは、レックス・オレンジ・カウンティのトレードマークともよべるような豊かなオーケストラはそのままに、R&Bやインディーフォークの要素が骨組みのように感じられる構成で、レックス・オレンジ・カウンティのキャリアの第二章の始まりを告げるような、新たな側面が伺えるアルバムとなっている。

 レックス・オレンジ・カウンティは本作について「ここ数年の自分の脳内と経験を覗き見るようなアルバムで、ほとんどが日記のようなものです」「これまで多くのラブソングを作ってきましたが、今回は初めて人生のあらゆることについての作曲を試みたと感じています。これがまさに自分が常に作りたかったものだと思うんです」と語り、楽曲の制作自体は2022年のアルバム『フー・ケアーズ?』よりも前に始まっていたという。長い時間をかけたことで音楽的にもたくさんの彩りが生まれ、アルバムを通じてレックス・オレンジ・カウンティが痛みに直面しながらもリアルタイムで成長していく様子を追体験できる作品となっている。

◎リリース情報
アルバム『ジ・アレクサンダー・テクニーク』
2024/9/6 RELEASE
https://rocjp.lnk.to/TheAlexanderTechnique

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