同人・インディーズゲームを触って遊ぶ展示会『秋葉原ロケテゲームショウ1』が開催

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10月24日(土)に東京・秋葉原UDXで、同人ゲーム・インディーズゲームの展示会『秋葉原ロケテゲームショウ1』が開催されました。「ロケテ=ロケーションテスト」は、開発中のアーケードゲームをゲームセンター店舗に設置して、ユーザーの意見を取り入れたりバランス調整をするベータテストのこと。主催者の国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)は、同人・インディーズゲームの制作者に、来場者から直接フィードバックを受ける場としてこのイベントを企画。全28組のサークル・個人・法人がブースを構えました。

『コミックマーケット(コミケ)』など販売を目的としたイベントとは異なり、『ロケテゲームショウ』は出展者のゲームを遊び、直接制作者と話ができる点がユニークな試み。13時から17時の開場時間に合計885名の来場者を集め、会場は制作者とユーザーが触れ合う活気ある場となっていました。

小松菜屋は、開催時間の間に来場者と一緒にネタを決定し、その場でゲームを組み上げるという離れ業を披露。無事、終了前にゲームを完成させ、来場者から拍手を送られていました。

スクリプト言語であるHSPを使った『HSPプログラムコンテスト2009』、Flashゲームなどウェブ上で遊べるゲームを紹介するゼロステージ、Flashのノベルゲームを出展するまぜぐみなど、通常のPCゲームとは異なるジャンルからも作品が集まり、同人・インディーズゲーム制作者が活動するフィールドの広さを感じさせます。

一方で、『プレイステーション3』向けダウンロードゲーム『PixelJunk』シリーズを開発するキュー・ゲームスや、『Xbox LIVE マーケットプレース』向け『ダウンタウン激凸ドッジボール!』開発元のMiracle Kidzなど、本格的な“ロケテ”になっていそうな出展者も。家庭用ゲーム機を含む幅広いプラットフォームに展開が始まり、作り手と遊び手の距離が近い同人・インディーズゲームシーンの“熱”を感じるイベントとなりました。次回の開催は未定とのことですが、今後も同様なイベント開催が期待されるところです。

・参加サークル(アイウエオ順)
AAH!! スペース電通GOD
いろいろまなぼ
INSERT COIN(S)
HSPプログラムコンテスト2009
ACTravel
OMNI FACTORY
神奈川電子技術研究所
CANADA SOFT
GEAR FACTORY
Q-Games
小松菜屋
ぜろじげん
ゼロステージ
全日本学生ゲーム開発者連合
Team Eye Mask
チームLMF
チームグリグリ
2CCP
NewfrontiaSoftware
NEXT-SOFT+
Baiyon
はちみつくまさん
ハッピーラディカル
ほげぴよからくりばこ
まぜぐみ
Miracle Kidz
Rectangle
RebRank

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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

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