用宗の観光スポットを紹介。注目の静岡市の港町でリフレッシュ旅
Instagramで旅の発信をしているAKANEです! 相棒カメラ「Nikon Z 6II」と、いろんな場所を旅しています。今回は、お洒落な港町として注目されている静岡市の用宗(もちむね)の観光スポットへ。温泉に入ってリフレッシュしたり、用宗で水揚げされた新鮮なしらすをいただいたりと、1泊2日の列車旅を満喫してきました!
東京駅を出発
東京から用宗へ出発
JR東京駅からスタート。JR静岡駅までは東海道・山陽新幹線「ひかり」で約1時間。あっという間に到着!
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静岡駅で東海道本線に乗り換えて2駅、JR用宗駅に到着です。
用宗を観光
用宗漁港を目指します
用宗駅から10分ほど歩くと、段々と海の匂いが! しらすの看板を掲げるお店も増えてきて「そろそろかな?」と感じ始めたら……、目の前に漁港の景色が広がりました。
駿河湾に面した「用宗漁港」はしらす漁が盛んで、年間1000トン近い水揚げ量を誇ります。漁船が沢山並んでいて漁師さんもちらほら……。この時間は鳥や猫がいたり、釣りをする人がいたり、のどかでゆっくりした空気が流れていました。
駿河湾に面しながら、すぐうしろには立派な山々。海と山の豊かな自然が楽しめます。
どんぶりハウス
お昼に新鮮な「しらす丼」
地元の方から「漁協直営のお店だからとてもおいしいよ」と教えてもらった、漁港内にある「どんぶりハウス」では、獲れたての新鮮なしらすが食べられるそう。とても楽しみ!
お店の厨房(コンテナ)は、地元のおばさま達が切り盛りしていて活気がありました。コンテナの隣に飲食スペースがあり、そちらでお食事をいただきます。
登場しました、釜揚げしらす丼! しらすが大きいだけでなく、これでもか! と山盛り!
ホカホカのご飯と一緒に頬張れば言うことなしです。塩味も丁度よく、トッピングのネギとの相性も抜群。どんどん箸が進みます。テーブルに置いてある七味をかけて、途中で味変できるのも良いです。あっという間に食べてしまいました。
用宗みなと温泉
漁港を眺める温泉でリフレッシュ
漁船が停泊する港を眺めながら少しのんびりしたあと、用宗漁港内にある「用宗みなと温泉」へ。
「漁港のなか」という特別な立地にある温泉施設。
施設内にある「アオサギ食堂」では、唐揚げ丼やカレーライスなどの「フロ飯」がいただけます。お風呂でゆっくりして、食事して、テラスで涼む……と、1日のんびり自分時間を過ごすことができますね。
用宗みなと温泉には、100%天然温泉露天風呂と、良質な天然地下水を使用した室内の主浴槽・炭酸風呂・水風呂、それと遠赤外線サウナがあります。私はサウナが苦手であまり長時間入っていられないのですが、こちらのサウナは中温で息苦しくなく、短時間で繰り返し入ることができてとてもスッキリしました。
お気に入りだったのは、細かい泡が美肌や疲労回復に効能があるという炭酸風呂。昼間から温泉にたっぷり浸ってゆっくりする贅沢を味わえました。
WCB用宗タップルーム(The Villa & Barrel Lounge)
温泉のあとにはクラフトビールを
隣接するクラフトビール醸造所「West Coast Brewing」では、アメリカンなクラフトビールが多数つくられています。醸造所の目の前にある「WCB用宗タップルーム」(ホテル「The Villa & Barrel Lounge」内。宿泊者以外も利用できます)では、フレッシュなクラフトビールが常時10種前後も楽しめます。
こちらの写真に写っているのは持ち帰り用の缶ビール。種類が多くそれぞれ印象的なデザインが施されています。
コラボ商品などもありとても悩みましたが、お店の方にオススメしてもらい1番人気だという「Starwatcher」を選びました!
こちらで買った缶ビールは、用宗みなと温泉のテラスなどでもいただくことができます(再入場可能※)。温泉のあとビールを飲みながら涼む……、気候も良く風の心地よさにうとうと……。
※編集部注:飲酒後の入浴は危険を伴うため、再入場後のご入浴はできません
最高な午後を過ごしたあとは静岡駅に戻って、駅近くのホテルで一泊します。
広野海岸公園
南国感じる広野海岸公園
2日目は、用宗駅から徒歩25分ほどの「広野海岸公園」へ。海岸沿いの公園には海に面した遊歩道もあって、エメラルドグリーンに輝くきれいな海を眺めながら歩くことができます。
ウォーキングしている方も多く、こんな気持ちの良い公園が近くにあったら運動が日課になりそうだなと思いました。
公園の真ん中辺りに大きな海賊船が! 奥には太平洋、砂の上に打ち上がっている様はもはや芸術です。驚いていると、子どもが船の上へ駆け上がっていきました。なんとこれは海賊船に見立てた大きな帆船遊具だそう!
芝生が広がる多目的広場。何よりも気に入ったのは、大きなヤシの木が沢山生えていること! まさか用宗でこんな南国感を味わえるなんて! 広い公園内に先まで続くヤシの木たち……、リゾート好きな私にはとても嬉しくなる景色でした。
さらに、なんと富士山も見えます。この日はかろうじて見えるくらいだったのですが、それでも富士山パワーを感じることができました。きれいに見られたら圧巻だろうな。
みなと横丁
40年前の建物をリノベーション
次に訪れたのが、公園から徒歩15分ほどの「みなと横丁」。古い建物がリノベーションされた施設で、とても素敵です。
ノスタルジックでどこか懐かしい感じ。食事からスイーツのお店まで揃っていて、どのお店も大変魅力的です!
フライドブレッド マル・メール
揚げパンのテイクアウト専門点
今回は、青い外観が目を引く「フライドブレッド マル・メール」に伺いました。国産小麦を100%使用し、湯種仕込み製法の生地でつくったオリジナリティあふれる揚げパンは、ふわふわながらモチモチした新食感! 種類も豊富です。
写真左の「しらすチーズ」は、用宗のしらすがたっぷり入って、チーズとの相性も抜群なお食事揚げパン。写真右の「ベリーベリー」は、ストロベリーチョコレートでコーティングした揚げパンにミックスベリーなどがトッピングされ、見た目も華やか! 揚げパンなのにかるくて、あっという間に2つとも完食。
カラフルなのでショーケースを見ているだけでも楽しく、どれを頼むか悩みます。お土産にも喜ばれそう!
LA PALETTE 用宗本店
地元の方にも有名なジェラートショップ
旅の最後に伺ったのは、静岡の食材を使用し、ここだけにしかないジェラートを味わうことができる「LA PALETTE 用宗本店」。みなと横丁から徒歩10分ほど。シックな外観は道行く人もつい気になってしまうのではないでしょうか。
グレーのジェラートは「用宗産釜揚げしらすヨーグルト」。変り種でわくわく! しらす感とつぶつぶ食感……そこにヨーグルトが合わさってクリーミーで食べやすい。イエローは「静岡産のスルガエレガント(甘夏)」。心地よい苦味のあるさっぱりしたシャーベットで、とても爽やか。
少し見えているブラウンは「駿河湾深層水の粗塩を使用した塩チョコレート」。ほろ苦いチョコレートのコクと、後味に塩を感じることができます。チョコレートと塩って合うなあと、あらためて感じました。トッピングのビスコッティは5種類から選べ、今回は煎茶ピーナッツと和紅茶にしました。
期間限定のジェラートや季節のパフェもあって、定期的に来たくなりそう! 商品を頼んだ方には、気になるジェラートの味見サービスもあります。
今回訪れたスポットは、すべて用宗駅から徒歩移動できる気軽さにもかかわらず、グルメやカフェ、日帰り温泉まで楽しむことができ、1泊2日とは思えない充実した時間を過ごせました!
東京駅に到着
掲載情報は2024年6月20日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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