ビッグマックセットが約1800円! ドイツのマックに行ってみた結果 →高いけどいいところもあった
先日、ドイツに行く機会があったのでマクドナルドにも行ってみました。世界のマクドナルドにはそれぞれの国にしかないメニューがあったり、ルールや価格が違ったり、同じようで全然違って面白いです。
レジでもタッチパネルでも注文可能
店内に入ってみると、日本のマクドナルドと同じようにレジカウンターと商品受け取り口がありました。タッチパネルでの注文も可能。タッチパネルでは英語表示もできるようでしたし、ドイツ語ができない僕はもちろんタッチパネルから注文してみます。
値段の高さにビビる……
パネルを操作してメニューを適当にチェックしてみると……おおう、全体的に高い……。この当時1ユーロがだいたい170円くらいだったので、高いものだと2000円を超えてしまいます。「ダブルハンバーガー ロイヤルチーズ」とか、めっちゃうまそうなんだけどな……。
物価の違いを比べるのによく使われる「ビッグマック」はセットだと10.5ユーロ。だいたい1800円くらいです。円安の影響がでかいとはいえ、ビッグマックに1800円かあ……。
1800円出して日本でも食べられるビッグマックを食べるのも悲しい気持ちになりそうだったので、同じ金額の「ハンバーガー ロイヤルTS」というメニューのセットを食べてみることに。
ちなみに最安の「ハンバーガー」でも2.3ユーロ。約390円です。
セットはサイド2品を自由に選べる
タッチパネルの操作を進めていると、日本との大きな違いに気づきました。セットのサイドメニューを2品自由にカスタマイズできるようです。
ドリンクが必須でないので、ポテト+サラダのセットなんかも選べましたし、ポテトやドリンクを2個にしてしまうという大胆な組み合わせにもできそう。
ポテトは8種のソースから1種選べる
さらにポテトはソースを選べる仕様になっていたのですが、その種類はなんと8種類。日本では見たことのないソースがたくさんあってテンションが上がります。
今回は「スウィート&サワーソース」を選んでみました。
ポテトはカーリーポテトも選べる
こちらが今回注文したセットです。まず目を引くのはポテトの存在ではないでしょうか。
ドイツのマクドナルドはおなじみフレンチフライとカーリーフライの2種が用意されていました。さすがポテト大国。もちろんせっかくですし、日本で食べられないカーリーフライを選びますよね。
ポテトはかなりカリカリに揚げられていて、下味もついてるしとても美味。ソースがなくても全然いけます。「スウィート&サワーソース」はフルーティーな甘さとほのかな酸味でクセになる味でした。
ドリンクは500mlある模様
ドリンクはコカ・コーラ ゼロを選びました。こちらはもちろん味に違いはないんですけど、とにかくでっかい。500mlくらいあるようで、手に取るとズシッと重たい。
サラダ風の「ハンバーガー ロイヤルTS」
そしていよいよハンバーガーもいただきます。適当に注文した「ハンバーガー ロイヤルTS」ですが、この“TS”とはトマトサラダのことのようですね。大きめのビーフパティ1枚にチーズ、トマトスライス、レタスが入っていました。
謎の白いソースもたっぷりと入っていたのですが、こちらはチーズでもマヨネーズでもなく、割とサッパリとしていてレタス&トマトに合う味になっていました。フレンチドレッシングに近いかもしれません。
全体にガブッとかぶりついてみると、割とビーフパティの存在感が強く、ちゃんとマクドナルドらしいビーフの旨味が感じられます。
そこにサッパリした野菜が一体となり、全体的に味がいい感じにまとまっているし、食べやすくていい感じ。ウマいウマい。完成度高めだし、ジャンクな罪悪感も薄めだし、日本にあったらリピートしたい感じ。
でもずっと「これで1800円か……」という思いがついて回ってしまうのが残念。日本で1800円あったら専門店のでっかいハンバーガーも食べられるもんなあ……。
自由度が高いのが楽しいドイツのマック
でも高く感じるのは円安の影響が大きいわけだし、こればかりは仕方がない。セットをカスタマイズできたり、ポテトを選べたり、ソースがたくさんあったり、ドイツのマックならではの魅力もたくさんありました。
次にドイツに行く機会があるかはわからないけど、今度は値段のことをそこまで気にせずマックを楽しめるといいなあ。
(執筆者: ノジーマ)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。