いつもブチギレて兄弟ケンカばかりしている伝説のラーメン屋に行ってみた結果→ いろいろあって終わる

とあるラーメン屋さん。以前から「いつも兄弟ケンカしているラーメン屋がある」「でもメチャクチャうまい」とのウワサは聞いていたが、実際に行くのは今回が初めて。

兄弟は頻繁にケンカしている

事前にインターネットでルールや体験談をチェック。それらの情報によると、長い歴史があるラーメン屋で、複数の店舗があるそうだ。今回は兄弟が仕切っている本店に行く。本店はひとつだが、兄弟のどちらが作るかでラーメンの内容が変化するという。

基本、客は「兄ラーメン」「弟ラーメン」を選べない。そして兄弟は頻繁にケンカしているという。さらに、ルールを守らない客は大声で注意や説教をされるらしい。

<ルールとウワサ / 確証がないネット情報も含まれる>
長い歴史があるラーメン屋
本店は兄弟が経営
滞在時間は1時間以内がルール
兄と弟がケンカばかりしている
客も兄弟に怒られることがある
兄はおとなしい
弟はめっちゃ元気
兄のお冷は水
弟のお冷は杜仲茶
兄と弟のどちらがラーメンを作るか客は選べない
兄と弟でラーメンの内容が違う
兄のラーメンは普通盛り
弟のラーメンはワンタンと肉がデカ盛り
お冷が出ないことがある
スマホに触るの禁止
スマホを使うの禁止
すべての撮影禁止
客に意見を求めたり説教をすることがある
ケンカがヒートアップすると閉店することがある
ラーメンの味はメチャクチャうまくて高評価

弟に作ってもらったほうがラーメン量が多い?

なるほど、弟に作ってもらったほうがラーメン量が多いのか。兄ラーメンと弟ラーメンに優劣をつけるつもりはいっさいないが、筆者は豪快なデカ盛りラーメンが好きなので、弟に作ってもらいたい……。

インターネット上のアドバイスを読む

クチコミサイトの情報によると「おいしいワンタンがいっぱいのっててサービスでチャーシューが山盛りになっているヤツ。さらに健康に良いお茶もサービスで出てくるヤツ」みたいな言い方で注文をすると、兄に対する予防線を張ることができ、弟が作ることになるという。ほ、本当か!?

場所は日本のどこか

2024年某日「一緒に行きませんか?」と誘ってくれた仲間とともに本店へと向かう。場所は日本のどこか。北国かもしれないし、南国かもしれないし、ほかの場所かもしれない。乗り物に乗って移動し、店のある街に到着。GoogleMapsで調べながら店に向かうと……。あった!

よし! 勇気を出して店に入るぞ!

……あれ? 営業時間内のはずだが、半分シャッターが閉まってる。しかし入口は開いている。中に客はいるようだし、もともとそういう営業スタイルなのかも? とりあえず入る前に心の準備と、ルールを破って怒られないためにイメージトレーニング。ドキドキする。

よし、行くぞ! 仲間とふたりで同時に店に入る。すると、体感1秒もしないうちに……

「いろいろあって終わった!」
「いろいろあって終わった!!!!!!!!」

いろいろあって終わった!

厨房でこちらを見ながら兄らしき店員さんが「いろいろあって終わった!」と叫ぶ。そして、厨房の奥に仁王立ちしている弟らしき店員さんが、さらに大声で「いろいろあって終わった!!!!!!!!」と叫ぶ。

いろいろあって終わったらしい! そうか、これが「ケンカがヒートアップすると閉店することがある」なのだな。こうして、初の訪問はいろいろあって終わったのだった……。しかしここ、かなりラーメンがウマイと高評価。改めて絶対に食べたいと思った。


※冒頭のラーメンイメージ画像はフリー素材サイト『ぱくたそ』より

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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