荻野目洋子「原風景はやっぱり千葉県」、袖ケ浦で「ダンシング・ヒーロー」披露!「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」

access_time create folderエンタメ
荻野目洋子「原風景はやっぱり千葉県」、袖ケ浦で「ダンシング・ヒーロー」披露!「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」

市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市の内房総5市で開催中の、「千葉県誕生 150 周年記念事業 百年後芸術祭~環境と欲望~内房総アートフェス」。音楽を主とする「LIVE ART」で、“通底縁劇・通底音劇”と題した小林武史プロデュースによるスペシャルライブ「茶の間ユニバース」が、5月12日に袖ケ浦市民会館にて開催された。

今回の通底縁劇・通底音劇「茶の間ユニバース」では、綾小路 翔、荻野目洋子、MOROHA、落花生ズ(ヤマグチヒロコ、加藤哉子)、ダンス:アオイヤマダ、小林武史(Key)、椎野恭一(Dr)、佐藤直子(Perc)のパフォーマンスと音楽が融合した、斬新なライブパフォーマンスが行われた。

ライブが始まると、MCのアフロとGtのUKからなる2人組のMOROHAの熱のこもったパフォーマンス。落花生ズによりフラメンコやボサノバがアレンジされた歌謡曲が歌われたあと、ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」のイントロが演奏され、荻野目洋子が登場した。

荻野目は煌めくジャケットにラバー素材のようなスカート、スキーブーツに似たオーバーサイズの靴を履いたファッションで、代表曲「ダンシング・ヒーロー」などをバブリーなダンスとともに歌唱。曲が終わるごとに、「洋子~!」「荻野目さーん!」などの声が客席から上がっていた。

千葉県柏市で生まれ、後の佐倉市で暮らしたという荻野目は、MCパートで「私は千葉県で生まれ、その後に仕事や旅行でたくさんの土地を訪れましたが、やっぱり原風景っていうのは変わらず、やっぱりこの千葉県なんだなと思っています。あの頃、夢見たことが実現していって。身に降りかかってくるのは希望通りのこともあれば、そうじゃないこともあります。だけど、それをいろんな風に受け止めていくのが人生だと思います。音楽も、こうしていろいろな場所で歌ったりいろいろな人と交わることですごく変化していく面白いものだと、最近つくづく感じています」と語った。

荻野目とコーラスを務める落花生ズによって「東京ブギウギ」が歌われ始めた直後、「ちょっと待ったー!その曲待ったー」と中止を求める声が響いた。その声は氣志團の綾小路 翔によるもので、「さっきから聞いてれば、六本木だの『東京ブギウギ』だの、ここは千葉県、袖ケ浦、房総半島です!」と、千葉県で生まれ育った綾小路らしい地元愛が込められたツッコみ。

そしてステージに綾小路が登場し、4人での「東京ブギウギ」ならぬ「房総ブギウギ」が披露された。また、パフォーマンス中には主婦の格好をしたダンサーのアオイヤマダが、客席の間を駆け回り、千葉県産の道の駅の野菜を観客に配って回っていた。

気志團の「喧嘩上等」を歌唱後、MCパートにて綾小路は「こんな未来は想像していなくて、僕らはものすごく東京コンプレックスがあったので、こんな近くにいるのになんで遠いんだろうって。近くて遠いみたいな気持ちでいました。逆に、スターの方たちはこの街には来てくれないんだろうなと思ってたら、小林さんが木更津中心に活動していてくれて」と話し、プロデューサーを務めた小林と今回のライブ以外でも交流があることを明かした。

「喧嘩上等」に続いて、小林がリクエストしたという「愛羅武勇」が歌われた。テンポが早めの原曲を小林がアレンジしたもので、序盤は綾小路の歌と小林のピアノのみという、落ち着いた曲調で進行していくバージョンとなっていた。

ライブの最後には、出演者全員がステージに登壇。「通通底底」のトラックが流れる中、アオイヤマダが観客に立ち上がるよう求め、ダンスの指導を始めた。出演者と観客全員が一体となって「通通底底」のダンスを踊ったのち、ライブは終幕を迎えた。

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 荻野目洋子「原風景はやっぱり千葉県」、袖ケ浦で「ダンシング・ヒーロー」披露!「百年後芸術祭‐内房総アートフェス‐」
access_time create folderエンタメ
マガジンサミット

マガジンサミット

TVと雑誌がコラボ! 雑誌の面白さを発見できるWEBマガジン 自分が欲しい情報を、効率よく収集できる「雑誌」 ライフスタイルに欠かせない「雑誌」 ちょっと雑誌が欲しくなる、もっと雑誌が読みたくなる、そんなきっかけが生まれるように、TVやラジオ番組の放送作家たちが、雑誌の情報を中心にオリジナル記事を発信していきます!

ウェブサイト: http://magazinesummit.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。