静岡にモネ、ルノワールなど巨匠たちの名画がやってくる！西洋絵画の展覧会開催

静岡市美術館は、「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」を、7月26日(金)～9月23日(月)の期間に開催する。

ティントレット、ヴァン・ダイクから、モネ、ルノワール、シャガールまで、さまざまな西洋絵画を展示する見込みだ。国内最大級の西洋絵画コレクションが静岡にやってくる。

充実の西洋絵画コレクション

1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁等を約3万点収蔵している。

とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇っているという。

選りすぐられた80点余の西洋絵画

今回の「珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年」では、東京富士美術館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧する。

西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていったという。

モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠の名画を通して、西洋美術史の基礎がわかり、西洋絵画400年の歴史を感じられる展示内容となっている。

講演会などのイベントも

会期中にはイベントも開催される。

1つめは、7月27日(土)14:00～15:30に開催の「記念講演会『名画を旅する90分』」。講師は、東京富士美術館前館長の五木田聡氏が務める。

参加料は無料で、定員は70名の予定。申込締切は7月11日(木)必着。申込方法の詳細は静岡市美術館ホームページを参照のこと。

2つめは、8月24日(土)、9月7日(土)14:00から開催の「静岡市美術館学芸員によるスライドトーク」。

参加料は無料で、各回定員は70名の予定。当日10:30より整理券を配布し、定員になり次第配布終了となる。

静岡、西洋絵画の巨匠の作品に触れられるチャンス！アート好きは足を運んでみては。

■展覧会概要
開催地：静岡市美術館/静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
会期：7月26日(金)～9月23日(月)
休館日：毎週月曜日
※ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日(火)は臨時開館。
開館時間：10:00～19:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料：一般1,400円(1,200円)/大高生・70歳以上1,000円(800円)/中学生以下無料
※()内は前売および当日に限り20名以上の団体料金
※障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料
※前売券販売期間は6月8日(土)～7月25日(木)
展覧会ホームページ：https://www.at-s.com/event/article/art/1450171.html

(鈴木 京)