【茨城県旧友部町(笠間市)】水辺の美しい北山公園と、笠間市街地へ

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茨城県旧友部町(笠間市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、茨城県旧友部町(笠間市)を写真とともに紹介する。

Vol.226/茨城県旧友部町(笠間市)

旧友部町で最初に目指したのは、北山公園だった。旧岩間町から郊外の道を北上し、住宅地と木々が混ざり合った公園の手前でカブを停める。写真を撮っていたところを、年配の男女が歩いてきて、声をかけられた。「何を撮っているの?」と。目の前にある、何の変哲もないかもしれない風景だが、その風景が良いなと思ってカブを停めていた。ただ、上手く答えられなかったし、「どこへ歩いているのですか?」とも聞けなかった。

北山公園に着くと、自然の木々に囲まれた中にある池が印象的だった。池の直前まで芝が続き、木々の緑が水面に写り込んでいる。風が木々を通り抜け、木漏れ日が揺れ、そのままゴロンと寝転びたくなるぐらいだ。仕事の休憩中なのか、サラリーマンの服装をした男性が、池を見つめてゆったりと過ごしていた。ここでそうした時間を過ごすことに、何の違和感もない。

旧友部町へ。穏やかな町並み

お散歩してた

北山公園へ。池と木々の調和が取れている

蓮の花も

笠間市役所。立派な庁舎

周辺を散策して

北山公園からおよそ3kmほど移動し、笠間市役所にも訪れた。友部駅から徒歩圏内の立派な市役所だ。周囲は先ほどの北山公園よりも平地が広がり、空が広く感じられる。市役所の最寄りが笠間駅ではなく、友部駅であることも意外だった。友部駅は常磐線と水戸線の2路線が乗り入れているので、アクセスも良いのかもしれない。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   

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