20年以上の歳月を経て…田中芳樹『タイタニア』続編がついに出る!?
6月3日、人気作家の田中芳樹先生が所属する作家事務所の『らいとすたっふ』が『Twitter』で
『タイタニア4』脱稿しました!
とツイートした。
『タイタニア』とは、『銀河英雄伝説』などの作品で知られる田中芳樹先生によるスペースオペラ小説で、アニメ化もされ現在3巻まで刊行されている。3巻が出たのが1991年6月であったので、かれこれ22年の月日が流れたことになる。アマゾンレビューにも10年以上前の2002年10の時点で「続刊でないかな~」というタイトルの書き込みがあったりするほどだ。その作品がついに脱稿ということで、ファンは驚きと喜びの声をあげているようである。
田中先生の作品は、シリーズは多いものの続編がなかなか出ないので読者がやきもきすることもしばしば。代表作のひとつである『アルスラーン戦記』は、『鋼の錬金術師』や『銀の匙』の作者である荒川弘先生がコミカライズをするということで話題となった。こちらは9巻までは年に1~2巻のペースで出ていたのだが、それ以降の刊行は
9巻 1992年
10巻 1999年
11巻 2005年
12巻 2006年
13巻 2008年
と、数年の間が空くことも。続編の14巻は未だに出ていない。『こち亀』の日暮巡査といい勝負である。
同じく代表作の一つである『創竜伝』も、現在のところ最新刊である13巻の奥付には2003年の6月6日第一刷発行とあり、続編が出ないまま10年の月日が流れてしまった。タイタニアのようにあと10年以上待つことはないとは思うのだが、果たして……!?
※画像は1991年発行の『タイタニア』3巻
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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