宇多田ヒカル、新曲「Electricity」が自身出演の伊藤忠新CMに
CMは今冬にロンドンで撮影された。映像は“地球を外から眺めることのできる魔法の望遠鏡”をキーアイテムに展開。「おかげさまで」という、人と人、過去と未来をつなぐ魔法の言葉の存在が望遠鏡から見え、「「おかげさまで」が、地球を回す力になればいいのに。」というメッセージを宇多田ヒカルのナレーションで届けている。
CMは4月1日からオンエア。「Electricity」も収録されたベスト・アルバム『SCIENCE FICTION』は4月10日にリリースされる。
宇多田ヒカル:インタビューコメント
Q)キャッチコピーの「おかげさまで」について感じられたことを教えて下さい
誰も一人では生きていけないので、日々の暮らしの中で身近な人にもそうじゃない人にも、それと今の瞬間に感謝してます。困った時こそそういうことを感じ易いので、困るような状況に陥ることも大事なことだなと思ってます。周りの人たちに頼れるようになってこそ、自立した人間になれたということだと思います。
Q)楽曲「Electricity」の歌詞に込められた思いを教えてください
私が自分の中から、人から、宇宙と地球から感じる不可視なエネルギーや波動とその不思議で強力な結びつきを表現しました。「SCIENCE FICTION」というアルバムタイトル通り、地球に移住してきたり観光に訪れた宇宙人二人が地球で出会うというSF物語のような設定の歌詞世界です。宇宙人の話を描いていたのに最終的に人類への気持ちとか、この世で人間として生きることの意味に辿りついて自分でもびっくりしたところで、完成しました。
リリース情報
『SCIENCE FICTION』
4月10日リリース
インフォメーション
オフィシャルサイト: https://www.utadahikaru.jp/
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