【京都府京都市】築130年の京町家カフェ「京町家茶房 宗禅」が再始動!新メニューにも注目

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【京都府京都市】築130年の京町家カフェ「京町家茶房 宗禅」が再始動!新メニューにも注目


「京西陣菓匠 宗禅(そうぜん)」が手掛けるカフェ「京町家茶房 宗禅」が、4月13日(土)にリニューアルオープンする。

地元からの声援に応えて再開

京都の古き良き時代の息吹を今に伝え、長きにわたり愛されてきた築130年の京町家カフェ「京町家茶房 宗禅」がこのたび再開する。新型コロナウイルスの影響で約1年半の休業を余儀なくされていたが、『もう一度パフェが食べたい』『復活して街を活気づけてほしい』など、地元西陣から寄せられた熱い声援と期待に応える形で、再開することとなった。

炙って楽しむ体験型の「炙りみたらしわらび餅」


この困難を乗り越え、リニューアルを迎えるにあたり、店主の山本宗禅氏は『皆様に愛されるカフェを目指します』と力強く語る。伝統と革新が織りなす限定スイーツと、京町家ならではのぬくもりを感じさせる空間で、訪れるすべての人々に、この場所でしか体験できない特別な時間を提供していく。


「体験できるカフェ」をコンセプトに、代表銘菓である「紅白亀甲餅」焼き体験付きの善哉やしょう油餅セット、看板商品である「串わらび」を使った「炙りみたらしわらび餅」が新メニューとして登場する。

やわらかいわらび餅を焼くという、今までの概念を覆す「炙りみたらしわらび餅」は、弾力ととろける食感の絶妙なバランスが特徴だ。

また、ヴィーガン対応のスイーツも取り揃え、地元の人だけでなく、海外からの観光客も楽しむことができる。

伝統と革新が織りなす限定スイーツ


休業中にも技術の向上を続けた山本氏は、従来のメニューも全面的に見直した。なかでも、西陣パフェ「ひとえふたえ」や春待ち焼きアイス「五山に降る雪」など、人気メニューを原点回帰の思いで再構築した。これらの逸品は、昔ながらの餅やあられを用いた伝統的な味わいと、生クリームやアイスとのマリアージュを楽しめる。


「ひとえふたえ」は、上技物あられ処ならではのハートのあられや珈琲あられ、海老せんべい、イチゴミルクのわらび餅など 8層17種類の味が楽しめる西陣本店限定パフェとなっている。


さらに、元旦に発生した能登半島地震により、輪島塗をはじめ日本の伝統工芸が大きなダメージを受けた。山本氏は『自分自身も長引くコロナにより倒産を覚悟したからこそ、何か自分にできることはないか』と考え、新メニューで用いる器を九谷焼に変更。『少しでも伝統工芸の素晴らしさが、若い方の目に止まれば嬉しい』とコメントしている。

リニューアルオープンするカフェ「京町家茶房 宗禅」で、ここでしか体験できない特別な時間を堪能してみては。

■京町家茶房 宗禅
住所:京都府京都市上京区寺之内通浄福寺東角中猪熊町310-2
HP:https://souzen.co.jp/c/cafe

(山本えり)

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