大滝詠一「ペパーミント・ブルー」のMV公開、『EACH TIME 40th Anniversary Edition』より

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大滝詠一「ペパーミント・ブルー」のMV公開、『EACH TIME 40th Anniversary Edition』より

 大滝詠一のアルバム『EACH TIME』発売40周年を記念した『EACH TIME 40th Anniversary Edition』が本日3月21日にリリースされ、収録曲「ペパーミント・ブルー」のMVが公開となった。

 40年前の1984年3月21日に発表された『EACH TIME』は、ソロ名義としては6枚目、オリジナルスタジオ・フルアルバムとしては大滝生前最後の作品となる。

 今回公開された「ペパーミント・ブルー」MVは、アルバムジャケットも手掛けた、イラストレーター河田久雄の複数のイラストで構成されている。映像の制作は、映画『君の名は。』や『天気の子』の予告編演出で知られる、アニメ映像ディレクター依田伸隆が担当。依田自身も以前から大滝詠一作品の大ファンだったこともありMV制作を快諾したという。なお、依田は大滝の代表曲「君は天然色」のMV(2021年公開)も手掛けている。

◎依田伸隆 コメント
『A LONG VACATION』発売40周年記念「君は天然色」に引き続き今回は「ペパーミント・ブルー」、ダイジェスト映像である「EACH TIME THE MOVIE」という超名盤のMVを制作させていただきました。河田久雄さんのたくさんのイラストと『EACH TIME』の名曲に囲まれて仕事ができる幸せ。「色」と「音」は密接な関係にあると言われていますが、大滝さんの音楽はタイトルにもあるようにそれが顕著で、イラストを使用させてもらえる事でよりそこを意識して制作しました。色褪せないというのは、取りも直さず色が想起できるという事なんだと制作していて改めて思いました。そして「色」が想起できるだけでなく、ファンの方なら今まで聴いてきた想い出、景色、匂いなどあまりにも多くの情報量が詰まっている音です。音楽全般に言えることではありますが、特に大滝サウンドは聴いた方それぞれの記憶や解釈を全て内包している感がすごい。「ある時代の」「あるシチュエーションの」事を歌っているのに過去も未来も関係なく普遍的な印象を与えるような魅力があります。そして普遍的ではあるのですが実際その音をよくよく聴き込んでみると、本当に面白いギミックやアイデアが遊び感覚のように散りばめられていて斬新!語り出したら魅力は尽きません。この映像がファンの方々にも、これから聴く方々にも「大滝色」を浴びる一助になれたら幸いです。

◎映像情報
YouTube『[Official] 大滝詠一「ペパーミント・ブルー」Music Video (EACH TIME 40th Anniversary Edition 収録)』
https://youtu.be/Ry7mZPGw8MA

https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/EACHTIME40th/

(C)THE NIAGARA ENTERPRISES INC.

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