【東京都】板橋区のドラム教室、障がいのある子や主婦など初心者に向け受講料割引キャンペーン中

「ともくんみゅーじっくすたじお」オーナー家族

東京都板橋区にあるドラム教室「ともくんみゅーじっくすたじお」が、発達障害、自閉症の子どもをはじめ、主婦やシニア層にも楽しんでもらえるよう、レッスン枠を拡大し、3月1日(金)～5月31日(金)の期間、受講料割引キャンペーン「ドラムを習うならともくんで」を実施している。

「ともくんみゅーじっくすたじお」の特長

「ともくんみゅーじっくすたじお」は、自閉症のハンデを持ちながらドラマーとして活躍し、2023年に板橋区アーティストバンクに登録された「ともくん」を育ててきたオーナーによる、ドラム教室をメインとしたスタジオだ。

静かな住宅街の場所で、一軒家の中に24時間演奏可能な完全防音のスタジオを常設。キレイで温かみのある隠れ家的なスタジオとして、会員に好評なのだそう。

教室のコンセプトは、「ドラムの楽しさをみんなに伝えたい」「ドラムが叩けたときの喜びを分かち合いたい」「音楽を通じて人との出逢いやリズムある暮らしで、幸せな毎日をお届けしたい」。みんなが笑顔になるような楽しく、アットホームな雰囲気をつくっている。

また、自閉症ドラマーの「ともくん」もサポートとしてレッスンに参加。同じ境遇の「ともくん」が目の前にいることで、目標にに向かってモチベーションを上げることができるのも特徴だ。

なお、教室の雰囲気を感じてもらうために、常時、体験レッスンを受け付けている。

今回のキャンペーンでは、「お子様向けドラム始めようコース」「初心者コース」において、入会金半額、さらに受講料割引を実施。平日割引キャンペーンも同時開催する。また、ドラムスティックがもれなくプレゼントされる。

「ともくんみゅっじっくすたじお」のオーナーは、得意のドラムで息子に活躍する場を提供したい、という想いで同スタジオを設立した。

息子の「ともくん」は、3歳の時に広汎性発達障害(ASD、自閉スペクトラム症)と診断され、その頃は「他者に関心を示さない」「好きなこと以外に興味関心が持てない」などの特徴があったそう。

しかし、「ともくん」が、7歳で習い始めたドラムで大きく成長して自信をつけ、高校生となった今では、様々なイベントやYouTubeでパフォーマンスを披露できるドラマーとして活動中。

そんな「ともくん」の姿を目の当たりにし、好きなこと、打ち込めるものを見つけて伸ばすことが、障害のあるなしに関わらず、子どもにとってとても大切だと気づいたという。

息子が好きなドラムで社会貢献できるようにしたい、そして、世の中にたくさんいる息子と同じような発達障害の子どもとその保護者を応援する活動がしたい、と立ち上げたのが、ドラムスタジオ「ともくんみゅーじっくすたじお」だ。

当初3名ぐらいの生徒から始まり、徐々に認知が拡大し、今では20名を超えるところまでに成長。下は4歳から上は71歳までと年齢層も幅広く、気軽に使ってもらえるスタジオとして、喜ばれてきた。

Bスタジオには電子ドラムを設置

生徒が増えてきことで、新しい講師も増員し、今まで個人練習用として使用していたBスタジオを、従来からのAスタジオに加えてレッスン用として本格稼働。これによりレッスン枠の拡大を図り、顧客の利便性を高める体勢ができたとのことだ。

同スタジオでは、障害があるなしに関わらず、みんなが楽しめるインクルーシブ的な教室にすることを目標としている。

近くにいい教室がない、遠くに住んでるから通えないなどの声に応えるため、あらたにオンラインレッスンを始める準備も整えている。

この春からドラムを始めてみようかなと思っている人は、同スタジオをチェックしてみては。

「ともくんみゅーじっくすたじお」URL：https://harappa.blog/

(Higuchi)

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