【福岡県北九州市】施設の高齢者がモデルのファッションショー開催、介護美容研究所がヘアメイクを担当
ミライプロジェクトが運営する「介護美容研究所」(福岡校)は、2月17日(土)、福岡県北九州市のもやい聖友会運営本部「銀杏庵 穴生倶楽部」1階で開催される、大英産業主催「かぞくのかたちファッションショー」のヘアメイクを担当する。
介護美容研究所について
今回ヘアメイクを担当する「介護美容研究所」は、高齢者向け美容サービスを専門とした人材を育成する、日本初の「介護×美容」専門のプロフェッショナルスクール。
東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の5拠点で開校しており、これまでに輩出した育成したケアビューティストは1000人以上になる。ケアビューティストは、通常のヘアメイクとは異なり、高齢者に特化した美容施術を提供できる専門職。高齢者に寄り添い、美容を通じてADL・QOLを向上し、健康寿命の延伸に寄与することを目指している。
また、技術者の育成だけではなく、就職支援事業「B&Cキャリアパーク」、訪問美容事業「care sweet」を運営し、ケアビューティストを目指す人たちに総合的なサポートを提供している。
高齢者ヘアメイクの専門技術「介護美容」
「介護美容」は、高齢者向け美容の様々な技術とともに、介護技術を習得した技術者が高齢者専用の美容施術を提供するサービス。介護美容を習得した技術者・ケアビューティストは、施設スタッフや家族の介助なしで施術が行えるようになり、日常動作が困難な人にも安全に、安心して施術を受けてもらうことができる。
既存の「訪問美容」と「介護美容」では、老齢者の皮膚への知識や介護に対する知識・技術に大きな違いがある。
かぞくのかたちファッションショー
「かぞくのかたちファッションショー」は、大英産業「かぞくの相談室」が提案する新たなプロジェクト。施設の入居者にモデルとなってもらい、その家族を特別な観客として招くイベントだ。
今回のモデルは、施設に入居する78~95歳の11名の女性で、約半数が認知症を持つ人。認知症を持つモデルへのヘアメイク施術は、コミュニケーションや介助などに専門知識・技術・配慮が必要だ。それを習得し技術提供できるのが「介護美容研究所」のケアビューティストということで、大英産業が声をかけたという。
モデル本人が自己表現できる場となり、ショーを通じて家族とのポジティブな会話を楽しむきっかけとなる「かぞくのかたちファッションショー」。多くの笑顔がうまれるファッションショーとなるはずだ。
介護美容研究所HP:https://academybc.jp/
もやい聖友会HP:https://moyai.or.jp/
かぞくの相談室(大英産業)HP:https://www.daieisangyo.co.jp/kazoku/
(ソルトピーチ)
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