【連載コラム】AFAMooのCreative Life―第31回 “キャッチーな4つ打ちチューン” 水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」

2024/02/11 19:00 OTOTOY

みなさんこんばんは。Uilouという2人組音楽ユニットでのアーティスト活動と並行して、OTOTOYでニュース記事を書いているAFAMoo（アファム）と申します。今回も毎週日曜日に更新中のSpotifyプレイリスト「Tokyo Dance Pop」に掲載している新譜をトラックメイカー目線で解説します。本日取り上げるのは、水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」です。

水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」

本作は水曜日のカンパネラが2024年2月7日(水)にリリースしたニューシングルです。トラックのプロデュースを手掛けたのはケンモチヒデフミ。キャッチーな4つ打ちチューンに仕上がっています。

楽曲は明るいストリングスの音からスタート。イントロが終了して少しすると、ボンゴのようなパーカッションの音が追加されます。その後4つ打ちのキックドラム、ベース、クラップが加わり、サビに向けて盛り上がっていきます。サビ前ではFuture Bassのような展開が作られていますね。Future Bassは名前の通り、未来の音楽を想起とさせるようなサウンドが特徴のダンスミュージックのジャンルです。本楽曲だと、1分9秒から1分21秒までの構成がFuture Bassっぽい部分です。様々な要素を取り入れつつも、ポップに仕上げているのが素晴らしいですね！

サビでは再び4つ打ちに戻り、背後では美しいストリングスが鳴り響きます。全体的に壮大なサウンドで、展開の多い構成が魅力的ですね。本楽曲はフジテレビで放送中のテレビドラマ『婚活1000本ノック』の主題歌です。私はこのドラマを見ているのですが、ドラマの内容にぴったりな楽曲になっていると思います。エレクトロニックな音を軸に、ポップス的要素をバランス良く組み合わせているのが最高です！

リリース情報

水曜日のカンパネラ「幽霊と作家」

https://ototoy.jp/_/default/p/1991484

プレイリスト情報

ヴォーカルもとてもキャッチーで踊れる楽曲です。今週の新譜には他にも素晴らしい楽曲がたくさんありますので、プレイリスト「Tokyo Dance Pop」をチェックしてくださいね！プレイリストの試聴とフォローは下記のリンクから！