【兵庫県神戸市】流通科学大学の学生がKIKKAKE PLACEにてお店を開くプロジェクトを実施

スクリーフが運営するKIKKAKE PLACEは、学生に更なる学びや成長に繋がるコンテンツとして、流通科学大学の長坂ゼミ(商学部マーケティング学科)学生とのコラボイベントを決定した。

地域の「きっかけ作り」の場所として運営

「KIKKAKE PLACE」とは、神戸市兵庫区に位置している平野商店街にある複合施設。「シェアキッチン」「レンタルジム」「イベントスペース」が併設され、地元の人をはじめ沢山の人が利用している。

元々空き家状態だったこの場所を、地域の子ども達や建築学生とDIYなどを行い、地域の「きっかけ作り」の場所として運営している。

昨年11月には、大学2年生のゼミ生15名がシェアキッチンを訪問。施設内の見学および出店計画のプレゼンテーションを行った。

ゼミ生たちはそれぞれ2つ、合計30のプランを考え、メニューや収支計画などの出店計画を作成。この日、1人ずつ自分のプランについてプレゼンし、オーナーからコメントやアドバイスをもらった。

若者が挑戦し地域を活性化をさせる取り組み

ここから、ゼミ生たちは3つのプランに絞り込み価格設定から集客を行う。次に3チームに分かれ、実際に飲食店経営をすすめる。

1月28日(日)には教授の自宅にて試食会。「どのようにすればお客様が美味そうと思ってもらえるのか？」「決めた値段で提供するために盛り付けや付加価値をどう付けるか？」「注文が入ってからお客様に提供できる時間がどれくらい掛かるか？」などを自分たちで考え、価値を創り、店舗として出店する。

イベントの日程は、2月11日(日)、3月23日(土)、3月24日(日)。高齢者が多くなっている商店街の空き家を活用した場所で、若者が挑戦し地域を活性化をさせる取り組みとなっている。

「商業まちづくり：商業者経営(個)とまちづくり(集積)」を研究テーマに、社会の現場を五感で感じながら意欲的に活動を行っている長坂ゼミ。一昨年、空き家の活用事業に携わる卒業生のオーナーから大学へ打診があり、ゼミに所属する学生が毎年空き家をリノベーションしたシェアキッチンで挑戦をしている。

KIKKAKE PLACEと流通科学大学の長坂ゼミ生とのコラボイベントを、この機会にチェックしてみては。

■KIKKAKE PLACE
住所：兵庫県神戸市兵庫区下祇園町24ー7

(江崎貴子)