【千葉県旧和田町(南房総市)】港町と海水浴場、海がそばにある暮らし
日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。
今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。
「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。
今回は、千葉県旧和田町(南房総市)を写真とともに紹介する。
Vol.147/千葉県旧和田町(南房総市)
旧丸山町を北東へ進み、旧和田町へやってきた。主要道路である国道128号線から一本海側の道へ折れると、見事な港町が広がっていた。和田漁港周辺を散策すると、港町の気配がより身近に感じられる。午後の静かな時間帯だったので、ちょっと緊張しながら歩いた。
「道の駅 和田浦WA・O!」は和田浦駅や鯨資料館、和田浦海水浴場とほぼ同じ場所に立地している。鯨資料館のそばにはシロナガスクジラの全身骨格が展示されていて、その大きさに驚かされた。全長は26m。脳では「大きい」とわかっていても、いざ体感すると、そのイメージを超えていくのだった。
そして、和田浦海水浴場を訪れると、気持ちのいい太平洋が広がっていた。あとからサーファーもやってきた。5月だけれど、ウェットスーツも着ていない。それでも、確かに今日は気持ちいいだろうなあと思える波の音だった。
(仁科勝介)
仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
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