【東京都八王子市】ものづくり体験ができる、多摩最大級の中小企業展示会「たま未来・産業フェア」初開催
東京都・多摩地域で最大級の中小企業の展示会「たま未来・産業フェア」が、八王子市の「東京たま未来メッセ」にて1月26日(金)・27日(土)に初開催される。
多摩地域の産業を知り体験できる
東京都は、多摩地域に集積する技術力の高い中小企業が大学・研究機関など、多様な主体と交流・連携し、イノベーションを起こし続ける好循環をつくる取り組みを進めている。
「たま未来・産業フェア」は、企業と来場者との交流を通じて、企業間連携や情報収集などの機会を提供し、新たなビジネスのきっかけやイノベーションの創出につなげることを目的に開催。企業だけではなく、一般の人も多摩地域の産業を知り、体験することができる展示会だ。
多摩地域などから140社以上が出展
同展には、「ものづくり」57社、「GX・DX」34社、「くらし」24社、「地域資源」10社の4分野に加え、多摩地域でイノベーション創出に取り組む「リーディングプロジェクト」22組など、多摩地域や区部・近隣県から140社以上が出展する。
フードロス削減などサステナブルな取り組みをはじめ、離れた場所から子育ての“みかた”を増やすロボット、マグネシウム合金素材で究極の軽量化を実現した車いすや杖など、今必要とされている製品やサービスを持った各社の展示がずらりと並ぶ。
ものづくりの体験ワークショップを開催
1月27日(土)には、子どもも大人も楽しめる「ものづくり体験ワークショップ」を開催する。
東京高専発のキッズものづくり体験では、デザイン用紙に描いた画や文字を小型NCマシンでプラスチックプレートに削り、オリジナルデザインのキーホルダーが作れる「小型NCマシンでオリジナルキーホルダーを作ろう!」、
ARを使ったシミュレーターにより、東京高専の授業でも使っているアーク溶接実習の体験にもなる「AR(拡張型現実)を使った溶接を体験しよう!」、
電子工作を通して電気エネルギーが他のエネルギーに変わることを、光を使って確認する「<電子工作>電気信号を光で伝えるデバイスを作ろう!」の3つを実施。
「WOOD WORK SHOP」では、多摩産材を使用した木の小物を製作する。森の話を聞きながらヒノキのスプーンを作るワークショップ「ヒノキのスプーン作り」、
調理に使える“スパチュラ(木のヘラ)”か自分だけの“ぶんぶんごま”を製作する「自分で仕上げる根張りのスパチュラ、作ってあそぶ丸太のぶんぶんごま」を実施する。
ロボットのデモや操作体験も実施
スケルトニクス展示/デモンストレーションでは、身長3メートルの装着型エンターテインメントロボットの、専任パイロットによる大迫力のデモンストレーションや、実際にロボットに搭乗して操作を体験することができる。
このほか、地域を代表するものづくり企業と連携するスタートアップ企業が協業のメリットなどについて話すステージイベントや、ビジネスワークショップも行われる。
開催日時は、1月26日(金)10:00~17:00、27日(土)10:00~16:00。入場無料。詳細は公式サイトにてチェックしてみて。
「たま未来・産業フェア」を訪れて、多摩地域の産業を知って、ワークショップで体験を楽しんでみては。
たま未来・産業フェア公式サイト:https://tama-innovation-event.jp/
■東京たま未来メッセ
住所:東京都八王子市明神町3丁目19-2
(山本えり)
ストレートプレスは、トレンドに敏感な生活者へ向けたニュースサイトです。ファッション、ビューティー、ライフスタイル、モノの最新情報を“ストレート”に発信します。
ウェブサイト: http://straightpress.jp
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。