性教育絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」絵本アンバサダー募集
HIKIDASHIでは、代表・大石 真那氏の著書である性教育絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』を通して、小さい頃からの性教育の大切さや生き方の多様性を広めるため、絵本アンバサダーを養成している。現在、絵本アンバサダー8期生を募集中だ。
zoomにてオンライン開催
同書のアンバサダー第8期生養成講座の開催日時は、2月5日(月)10:00~15:00。zoomにてオンライン開催される。
講師は『げっけいのはなし いのちのはなし』著者で、HIKIDASHI代表の大石氏。受講料は、22,000円(税込)。
内容は、乳幼児期からの性教育が必要な理由や家庭での性教育のポイントについて、日本の性教育の現状や世界のスタンダードについて。
また絵本作成の経緯、絵本活用のポイント、他の絵本の紹介も行う。そのほかHIKIDASHIとアンバサダー制度概要や、絵本アンバサダー0~7期生の活動状況について説明される。詳細は、講座の詳細・申し込みページを確認しよう。
性と生殖に関する権利があることを伝える
性教育絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』は、月経の機序や命の始まりであるセックスを科学的にわかりやすいイラストを用いて説明する絵本。
同書で一番伝えたいことは、生き方には多様性があるということ。月経は命を繋ぐ大切なものである、ということを伝えると同時に、たとえ月経があるからと言って、必ずしも赤ちゃんを産まなければいけないということではない、ということまで描かれている。
「子どもを産むか産まないか、産むとしたらいつ何人産むか」を決める権利(性と生殖に関する権利=リプロダクティブライツ)があなたにはあるんだよ、ということを、全ての子どもたち、そして大人たちにも知ってもらいたいと考えている。
「しごともけっこんも、こどもをそだてるかどうかも、じゆうにきめるけんりがあるの。いろんないきかたがあるんだってことをしっておいてほしいな。」同書から引用した文には、こう書かれている。
合計39名の絵本アンバサダーが活動中
日本ではまだまだ性教育に対する抵抗感が根強く「思春期になれば学校で習うもの」という印象が強い反面、子ども達の周りにはたくさんの情報が溢れ、若年での予期せぬ妊娠、SNSによる被害、性犯罪等、若者たちの性を取り巻く様々なニュースが連日報道されている。
そんな中で代表の大石氏は小さい頃からの性教育の必要性を伝え続けてきたが、ただ一人で伝えるには限界があるため、絵本を通してその思いを全国各地で広める絵本アンバサダーの養成を2022年より実施している。現在、第7期生まで合計39名の絵本アンバサダーが日本各地で、そして海外でも活動中だ。
性教育絵本『げっけいのはなし いのちのはなし』の絵本アンバサダー養成講座を、この機会にチェックしてみては。
絵本の紹介:https://ikiru-hikidashi.org/project-picture_book/
絵本アンバサダー一覧:https://ikiru-hikidashi.org/topics/552/
講座の詳細・申し込み:https://ikiru-hikidashi.org/topics/550/
(江崎貴子)
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