日米の人気声優が参加!堀川りょうの本気が見える電子マンガ『雨色ココア』登場
『ドラゴンボール』のベジータや『銀河英雄伝説』のラインハルトなど、多くの主役級のキャラクターを演じている堀川りょうが、声優・アニソン歌手を養成するインターナショナル・メディア学院やプロダクションのアズリードカンパニー・IAM AGENCYなどからなるIAMグループを率いていることは声優ファンの中では知られているところ。
IAMグループからは、マンガとボイスドラマを同時に楽しめる電子マンガ『マジカル☆ドリーマーズ』が2012年にリリースされ、日本語と英語の切り替えて両方楽しめる作品として注目を集めましたが、その第二弾となる『雨色ココア』が登場。Android版が既に発売されています。
ストーリーは、ごく普通の大学生・都倉碧が電車の中で見知らぬイケメンに「キモイ」と言われ、ヘコんだ心を抱えながらたどり着いた喫茶店「Rainy color」。そこでココアを注文して飲むうちに、あれよあれよという間にバイトをすることになったが、そこに「キモイ」呼ばわりしたイケメン岩瀬啓一がやってくる…という王道コメディ。絵も少女マンガの系譜を継承したオーソドックスなタッチで誰でもすんなりと読めそう。
『雨色ココア』では、『マジカル☆ドリーマーズ』同様に吹き出しのセリフとアテレコした日本語と英語を自由に選ぶことができます。それぞれの言語を合わせるだけでなく、日本語の吹き出しで英語の音声にしたり、その逆も可能。作品自体を楽しむだけでなく語学の勉強をするのにもいいかも?
気になる声優も豪華。主役の碧にはヘタレ男子キャラの第一人者・下野紘。啓一は『スラムダンク』の流川楓などクールキャラのイメージの強い緑川光が演じます。ほかにも平川大輔・宮野真守が脇を固め、堀川も自ら天見浩司役として出演します。
英語の方でも、『Panty & Stocking』ブリーフ役のジョエル・マクドナルドをはじめ、イアン・シンクライア、トッド・ハバーコーン、ヴィック・ミグノグナといった日本アニメの吹き替えで活躍している声優をキャスティング。中でも、浩司には堀川と同じくベジータを演じているクリストファー・サバトが担当しているあたりにこだわりが垣間見えます。
堀川はアプリのプロモーションをすべく、カナダで開催されている『Anime North 2013』など世界各地のアニメコンベンションを行脚しているとのこと。海外進出への本気度が感じられる電子マンガ。今後さらに新作を投入するのか、その展開からも目が離せそうもありません。
雨色ココア
http://rainycocoa.jp/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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