【東京都千代田区】国宝「曜変天目」を使ったアートイベント「親子で茶器の鑑賞&制作を楽しもう!」開催


アート知育玩具やアートイベントを多数企画・開催するアートカンパニー「ヨンブンノサン」は、静嘉堂文庫美術館所蔵の国宝「曜変天目(稲葉天目)」を使い、親子で茶碗の見方を学んで作って楽しめる特別コラボイベント「親子で茶器の鑑賞&制作を楽しもう!」を、2024年1月21日(日)に開催する。参加申込は、12月25日(月)10:00より受け付けている。

静嘉堂文庫美術館について


静嘉堂文庫美術館は、岩﨑彌之助(1851~1908 彌太郎の弟、三菱第二代社長)と、岩﨑小彌太(1879~1945 三菱第四代社長)の父子二代によって創設・拡充され、現在、国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500件の東洋古美術品を収蔵している。「静嘉堂」の名称は中国の古典から採られており、“祖先の霊前への供物が美しく整う”という意味だ。


三菱創業150周年記念事業の一環として世田谷区から丸の内へ移転し、2022年10月に愛称「静嘉堂@丸の内」として明治生命館内にグランドオープン。JR東京駅から徒歩5分という抜群のロケーションの、気軽に足を運べる美術館となった。

オリジナルの「曜変天目」を作ろう!

国宝「曜変天目」静嘉堂文庫美術館所蔵

今回、国宝「曜変天目」の実物を親子で鑑賞できるほか、茶碗鑑賞の基礎を知ることができ、さらに自分だけのオリジナル「曜変天目」を制作し持ち帰ることができるアートイベント「親子で茶器の鑑賞&制作を楽しもう!」を開催。

国宝「曜変天目」とは、作り方も作者も解明されていない謎多き茶碗で、星空のように美しく青く輝く模様が特徴だ。12~13世紀の中国で作られ、破損の無い完璧な状態では世界に3碗しか現存しておらず、すべてが日本に存在。いずれも国宝で、静嘉堂文庫美術館はそのうちの1点を所有している。


同イベントでは、「国宝『曜変天目』を親子で鑑賞しよう!」「曜変天目の歴史クイズ?!」「茶碗の見方を知ろう!」などの企画のほか、用意された観賞用の器にシールで自由に宇宙を表現できる「オリジナル曜変天目を作ろう!」を実施。その後に行われる「もう一度国宝『曜変天目』を親子で鑑賞しよう!」では、知って作った後にもう一度見ることで、見え方が広がっているかもしれない。

12月25日(月)10:00から申し込みスタート

「親子で茶器の鑑賞&制作を楽しもう!」は、2024年1月21日(日)10:00開始(9:45集合)。所要時間は約60分。親子計2名の親子ペアで参加する企画で、対象は小学校1~4年生の子どもと保護者だ。

参加費は1ペア¥4,400(税込)で、親子入場券付き・親子制作キット込み。12月25日(月)10:00から、定員15組30名で販売している。定員に限りがあるので、興味がある人は早めに申し込もう。

イベント申し込み:https://www.e-tix.jp/seikado/

■静嘉堂文庫美術館
住所:東京都千代田区丸の内2丁目1-1 1F
URL:https://www.seikado.or.jp/

※作ったお茶碗(オリジナル曜変天目)は観賞用。食器としての使用はできない。
※同イベントは親子ペアで参加する企画のため、大人のみ・子どものみでの参加はできない。

(佐藤ゆり)

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