【完全予約制】イケメンなホストが握るホスト寿司「へいらっしゃい」に行ってみた結果→ マジかよ

新宿・歌舞伎町に現役ホストが握ってくれる本格的なお寿司屋さんがあるよ! と界隈に詳しいカメラマンの立花奈央子さんに教えられ、導かれるまま実際に行ってみることに。

ホスト寿司『へいらっしゃい』

2023年12月某日、夜の歌舞伎町、周囲にはガールズバーのお姉さんや、忘年会や合コン(?)などの飲み会に向かう男女が多数。ホスト寿司『へいらっしゃい』(東京都新宿区歌舞伎町1-12-15 新宿第7ビルB1F)の店舗前に行ってみると、寿司屋らしき店がない。

なんだか貸し切り感バツグンでリッチな感じ

地下にあるクラブっぽいフロアの一角に『へいらっしゃい』の店舗があるのである。ということでさっそく入店。店内は3~4畳くらいのスペースでありながら、落ち着いた雰囲気で、なんだか貸し切り感バツグンでリッチな感じ。

日本酒も大将が選んでそろえたラインナップから飲むことが可能

フロアには大将であり寿司職人のSHUNさんが立っている。そう、彼こそ寿司職人でありながらホストとしても現役の人物。ルックスもイケメンだ。さっそくドリンクをオーダー。寿司は8000円コースで、ドリンク代は別料金。生ビールはあるし、日本酒も大将が選んでそろえたラインナップから飲むことが可能。

日本酒はワイングラスに大将みずから注いでくれる。あとは寿司が出てくるのを待って食べるだけ。寿司は目の前で丁寧にひとつひとつ握ってくれる。

マジかよ! どれも食べ応えがあって満足度が高い

さっそく握ってくれた寿司を食べる。……マジかよ! うまい! けっこうウマイ! 出てくる寿司はどれも絶品。本当にホストなのか。ホストがこんなにも美味しい寿司を握るとは……。ホストがウマイ寿司を握る世界線に迷い込んでしまったのか……。それが世界の選択でちゅか……。

あくまで筆者の好みだが、少なめのシャリで厚めのネタの寿司が好きなので、この大将が握る寿司はベスト。最高オブ最高。もちろん寿司ネタの性質によって厚みを変えていると思われるが、どれも食べ応えがあって満足度が高いものばかり。

話題性ではなく寿司のおいしさで勝負している感

特にマグロと海老は至高。寿司を食べる。ガリを食べる。寿司を食べる。ガリを食べる。その繰り返しが至高の時間。ちなみにガリもウマイ。確かにイケメンホストが握っているが、話題性ではなく寿司のおいしさで勝負している感が伝わってくる。

イケメンで、ホストとしても人気で、寿司を握る技術も素晴らしい。世の中、不公平すぎる。筆者はイケメンじゃなくて、ホストになれるレベルではなく、寿司なんて絶対握れない。もう一度言う。不公平すぎる、神よ……。

というのは半分冗談で、大将が仕事に対する努力を重ね、スキルを磨いたことで到達したポジションといえるだろう。

寿司屋とホスト業は切り分けて考えている

ホストと寿司職人の両立。ちなみに寿司屋とホスト業は切り分けて考えており、特につながりを持たせようとは思っていないようである。それにしてもどうして寿司屋をやろうと思ったのか? 大将によると、親族に寿司職人がいて、その影響も少なからずあるようだ。

しっかりおいしいお寿司屋さんだった!

今回、8000円の寿司コースとドリンク代で12000~13000円ほどだった。おいしい寿司とおいしい酒を飲んでその値段であれば満足度は高い。現役ホストが握るホスト寿司『へいらっしゃい』は、しっかりおいしいお寿司屋さんだった!

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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