【スパークリングワイン12種比較】クリスマスの夜を彩る! コンビニで手軽に買えるスパークリングワイン
スパークリングワインの起源はフランスのシャンパーニュ地方にあり、修道士ドン・ペリニヨンがその製造方法に大きく貢献したとされている。
伝統的な製造方法では、瓶内での二次発酵により炭酸が発生する(メソード・シャンプノワーズ)。時間が経つにつれ、イタリアのプロセッコ、スペインのカヴァ、ドイツのゼクトなど、世界各地で独自のスパークリング ワインが生産されるようになった。
一方、コンビニには手頃な価格でさまざまなスパークリングが販売されている。これらは有名な産地やブドウ畑で作られたほどの複雑さはないかもしれないが、自分へのちょっとしたご褒美や、お祝い事、女子会などで気軽に楽しむのに適した商品だ。
コンビニで手軽に購入できるスパークリングワインを徹底比較!
今回は、コンビニで手軽に購入できるスパークリングワインを、香り、甘み、酸味などの味わいや価格を含めた全体的な品質で飲み比べてみよう。ペアリングについては、これはあくまで一例であり、個人の好みや料理のレシピによって異なる可能性があることを踏まえつつ、提案してみたいと思う。
「プリティー・モンテリア シリーズ」(モンテ酒造)
(A)プティ・モンテリア スパークリング
(B)プティ・モンテリア ロゼ スパークリング
・購入場所:セブンイレブン
・購入価格322円(税込)
・内容量290 ml
・製造元:モンテ酒造株式会社(チリ産)
(A)「プティ・モンテリア スパークリング」
アルコール分12% やや辛口 酸味程よい
気泡は柔らかく香りはフルーティー。味わいは、柑橘の香りと果実味が心地よく、余韻には程よい酸味がくる。1ml当たり1.1円と、質を加味してもコスパは素晴らしい。ペアリングとしては、シーフードや軽めの前菜、クリスマスならチキンも良さそうだ。
(B)「プティ・モンテリア ロゼ スパークリング」
アルコール分12% やや辛口 酸味程よい
気泡は柔らかく、香りもフルーティー。味わいは切れが良く、苦みと果実味のバランスが取れている。フワッとした癖のない余韻で、後味はスッキリしている。コスパも同様に素晴らしい。ペアリングとしては、軽めのシーフード、例えばエビやカニのサラダ、魚介のカルパッチョなどが良さそうだ。
「グリーンアイ・オーガニックサングリア シリーズ」(イオントップバリュ)
(C)グリーンアイ オーガニックサングリア スパークリングワイン(白)
(D)グリーンアイ オーガニックサングリア スパークリングワイン(赤)
・購入場所:まいばすけっと
・購入価格348円(税込)
・内容量290 ml
・販売元:イオントップバリュ株式会社(スペイン産)
(C)「グリーンアイ オーガニックサングリア スパークリングワイン(白)」
アルコール分8% やや甘口 酸味程よい
気泡は細かく、香りはほのかな柑橘系でフルーティー。味わいは果実の甘さとほんのりとした適度な酸味があり、デザートワインに近い。オーガニックでありながら1ml当たり1.2円と、コスパも良い。ペアリングとしては、フルーツやフルーツベースのデザート、クリスマスにはケーキとの相性も良いだろう。
(D)「グリーンアイ オーガニックサングリア スパークリングワイン(赤)」
アルコール分8% やや辛口 酸味程よい
色は濃い赤で、気泡は見えにくいが、香りは赤ワイン特有の黒ブドウの香りがする。メーカーによると、有機オレンジとレモン果汁を使用しており、スッキリとした味わいとされているが、感想としては、果実味もあるもののブドウの渋みを感じる、どっしりとした赤ワインのような本格的な印象を受けた。コスパも素晴らしい。ペアリングとしては、赤身の肉料理やトマトベースのピザやパスタ、チーズとの相性が良さそうだ。
「ヨセミデ・ロードセレクション シリーズ」(セブンプレミアム)
(E)ヨセミデ・ロードセレクション キュヴェ スパークリング ブリュット
(F)ヨセミデ・ロードセレクション キュヴェ スパークリング ブリュットロゼ
・購入場所:セブンイレブン
・購入価格:198円(税込)
・内容量290 ml
・販売元:セブンプレミアム(米国カリフォルニア産)
(E)「ヨセミデ・ロードセレクション キュヴェ スパークリング ブリュット」
アルコール分13% やや辛口 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフルーティー。味わいはキレがあり、程よい酸味を感じる辛口で、同時に果実味もある。ほのかな酸味を余韻に残す辛口の本格派だ。1ml当たり1.4円と、質を考慮するとコスパは良い。ペアリングとしては、レモンやハーブで味付けられた白身魚が良さそうだ。
(F)「ヨセミデ・ロードセレクション キュヴェ スパークリング ブリュットロゼ」
アルコール分13% やや辛口 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフローラル。味わいはベリーの軽やかな果実味を感じ、スッキリとした飲み口からほのかな酸味の余韻を残す。これも辛口の本格派ロゼスパークリングだ。ペアリングは、シーフードのマリネが良さそうだが、思い切ってスパイスを使った辛口の料理を合わせて見たい。
「&ワイン シリーズ」(サントリー)
(G)&ワイン スパークリング 白
(H)&ワイン スパークリング ロゼ
(I)&ワイン スパークリング りんご
・購入場所:セブンイレブン
・購入価格:295円(税込)
・内容量280 ml
・販売元:サントリー株式会社(外国産 ※産地不記載)
(G)「&ワイン スパークリング白」
アルコール分11% やや辛口 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフルーティー。味わいはスッキリとした酸味がとても心地よく、余韻は程よくフルーティーでさっぱりしている。1ml当たり1.0円と、このシリーズはコスパが非常に素晴らしい。ペアリングとしては、前菜にはフレッシュなサラダ、クリスマスならローストチキンも良さそうだ。
(H)「&ワイン スパークリング ロゼ」
アルコール分11% ほのかな甘み 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフルーティー。味わいは、フルーティーで軽やか、ほのかな甘みと程よい酸味のバランスが良く、スッキリとしていながら飲みごたえもある。ペアリングとしては多様な料理と相性が良さそうだが、クリスマスにはクッキーやマカロンなどの焼き菓子、フルーツを使ったショートケーキも良さそうだ。
(I)「&ワイン スパークリング りんご」
アルコール分5% やや甘口 酸味程よい
気泡は大粒で勢いがあり、香りは非常にフルーティー。味わいはまろやかで、りんごの甘みが主役となりつつ、酸味も楽しめ、スッキリとした余韻に工夫が感じられる。ペアリングとしては、りんごを使ったカナッペやサンドイッチ、アップルパイが良さそう。その他にはクリーミーなチーズとの相性も良さそうだ。
「シャンテール スパークリングワイン シリーズ」(ファミマル)
(J)シャンテール スパークリングワイン ブラン
(K)シャンテール スパークリングワイン ロゼ
(L)シャンテール スパークリングワイン マスカット
・購入場所:ファミリーマート
・購入価格:308円(税込)
・内容量280 ml
・販売元:ファミマル(サントリー株式会社)(外国産 ※産地不記載)
(J)「シャンテール スパークリングワイン ブラン」
アルコール分12% やや辛口 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフルーティー。味わいはフレッシュでスッキリしており、品の良い酸味と果実の熟成感があり、バランスが良い。余韻も爽快で、本格派のスパークリングワインだ。1ml当たり1.1円と、コスパは非常に良い。ペアリングとしては、シーフードやチーズ、軽めの前菜なら幅広く相性が良さそうだ。
(K)「シャンテール スパークリングワイン ロゼ」
アルコール分12% ほのかな甘み 酸味程よい
気泡は細かく、香りはフルーティー。味わいはストロベリーを思わせる穏やかな甘みがある。余韻はスッキリとしているが、ほんのりと甘さが残る。ペアリングとしては、デザートと合わせたい。ベリータルト、フルーツサラダ、ストロベリーのショートケーキなどが良さそうだ。
(L)「シャンテール スパークリングワイン スウィートマスカット」
アルコール分12% やや甘め 酸味程よい
気泡は細かく勢いがあり、香りは爽やかなマスカットそのもの。味わいはマスカットの軽やかな甘さで、余韻はふんわりとしていて、12%のアルコールが心地よい。飲みやすいが本格的なスパークリングワインだ。
是非クリスマスにお好みのスパークリングワインを見つけてみて!
今回はコンビニやスーパーで手軽に購入できる「スパークリングワイン」を飲み比べてみたが、それぞれ特徴があり興味深かった。是非クリスマスまでにお気に入りのスパークリングワインを見つけてみて。購入の際の参考になれば幸いだ。
関連記事リンク(外部サイト)
平成の世とともに日常に定着したワイン文化、いつもの一杯に最適な『フロンテラ ピノ・ノワール』で新しい時代を迎えよう!
待望の第2弾! 『メーカーズレシピ スパークリング ウィズ ピール』は新感覚ほろ苦フルーティー
カレー専用ワイン!? 『アルタ・ロマ』で ワイン×カレーのフードペアリングを楽しもう!
【ダイエット酒】定番人気ブランドから『酸化防止剤無添加のおいしいワイン。糖質30%オフ(赤)/(白)』!
セブン-イレブンなどで手に入る『セブンプレミアムの新商品』ワンランク上のワイン3種『ヨセミテ・ロード スペシャル・セレクション』や『とろける生チョコバー』ほか
お店に並ぶ新商品を実際に買って、使って、食べて、記事にしています。写真はプロカメラマンが撮影! 楽しいお買い物のナビゲーターとしてご活用ください!
ウェブサイト: http://www.shin-shouhin.com/
TwitterID: Shin_Shouhin_
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。