【日本酒★新発見】珍しいカニ酒、ひれ酒、金沢の銘酒!「甲羅本店」で1月14日まで実施の「冬のかにふぐフェア」で幸せ~!忘年会

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「かにととらふぐ土瓶蒸し」と金沢の銘酒、福光屋の「加賀鳶 藍」 
芸人で作家の又吉直樹さん原作の映画「劇場」には、主人公の永田(山崎賢人)が彼女の沙希(松岡茉優)に人生が成功した時のことを想像して語るシーンがあります。その一例として登場するのが、てっさ(ふぐの刺身)を箸でまとめて豪快にすくい取って贅沢にほおばる話。ふぐは自分ごほうびの象徴、まさに年末の今の時期にぴったりの食材です。

ふぐの旬は冬。そして同じく自分ごほうびの代表格であるカニの旬もまさに今。この2大贅沢食材を一度に堪能できる「冬のかにふぐフェア」を2024年1月14日(日)まで開催しているのが、全国で40店舗を展開している老舗かに料理専門「甲羅本店」。フェアは以下の20店のみで開催されています。

【「冬のかにふぐフェア」開催店】
●東日本エリア:9店
横浜甲羅本店、相模原甲羅本店、宇都宮甲羅本店、高崎甲羅本店、大宮甲羅本店、三鷹甲羅本店、柏甲羅本店、八千代甲羅本店、松戸甲羅本店
●中・西日本エリア:11店
豊橋甲羅本店、豊川甲羅本店、豊田甲羅本店、岡崎甲羅本店、刈谷甲羅本店、春日井甲羅本店、白鳥甲羅本店、浜松甲羅本店、甲羅高林店、静岡甲羅本店、博多甲羅本店

店舗詳細はこちら: https://www.kora-honten.jp/#/restaurantlist

職人が日本海沿岸の各地で極上カニと老舗の銘酒を自ら仕入れ!

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 美しく透きとおる「とらふぐのお造り」(左)、通称てっさ
さっそく仕事仲間と「横浜甲羅本店」を訪問しました。入店してすぐに大きな生けすがお目見え。中には大小さまざまな種類のカニが元気よく動き回っていて、テンションが高まります。会席メニューは4,620円~15,400円までいくつかありましたが、5品が付く 「周防(すおう)」(税込9,350円)を注文してみました。アラカルトでの注文も可能です。

1品目は「かにととらふぐ土瓶蒸し」。調理した土瓶蒸しが提供されるかと思いきや、目の前で土瓶が熱されていき、やがて湯気が立ってやわらかい香りが辺りに漂います。寒い時季にふさわしい、ほっこりとする光景。土瓶の中にはとらふぐの身や、ずわい蟹、銀杏などが入っており、上品で繊細な出汁が体の芯から温めてくれます。

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「福光屋」の杜氏、板谷 和彦氏(左)とカニに合う日本酒を選定している「甲羅本店」の職人(右)
最初からまったり、今年の疲れを癒していると、和服姿の女性スタッフ冨田さんが、日本酒もすすめてくれました。「今年は11月6日にカニの漁解禁を迎え、日本海直送の加能ガニや松葉ガニなどが続々と生けすに入ってきております。弊社の料理の職人が自ら石川などに足を運び、厳選してカニを仕入れています。今年は金沢の酒蔵にも立ち寄り、カニに合う日本酒も仕入れてきました。それがこれです」。

酒米の最高峰とされる山田錦のみを使った「加賀鳶 藍(かがとび あい)」(グラス 1,045円)は、キメの細かさや旨みの上品なふくらみが特徴的。繊細な味わいの土瓶蒸しにもとてもよく合いました。お酒がおいしすぎて「かに味噌甲羅焼」(税込1,078円)も後から追加オーダーしたのですが、キレの良い飲み口なので、カニの濃厚な旨みをより一層引き立ててくれました。

なぜカニ酒は珍しい?ふぐ専用のネギって知ってる?

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かにととらふぐのちり鍋をみんなで囲んでワイワイと♪
「とらふぐのお造り」、通称てっさは、すだちやもみじおろしの他に、ふぐ特産の地である山口県の“ふぐネギ”を挟んでいただきます。安岡ネギとも呼ばれるふぐ専用の極細ネギで、ネギの風味がやわらかくてクセがなく、しかし芳醇でふぐの繊細な味にピッタリ。弾力があって香り高いてっさと、コラーゲンたっぷりでぷりぷりしたふぐ皮の刺身はまさに自分ごほうび。

ふぐとカニの旨みがたっぷり染み込んだちり鍋は、白菜や水菜、椎茸などの野菜と一緒に煮込みます。鍋の出汁でしゃぶしゃぶして、ぷっくりやわらかく膨らんだカニ脚を特製のポン酢で味わうと、ふんわりと上品なカニの風味が広がり、身も心もほっこりと温まります。

骨付きのとらふぐの身からも贅沢な味がにじみ出ていて、冬の至福が最高潮に達しました。「1年間いろいろあったけれど、自分なりに頑張ったよね!みんな本当にありがとう!」。そんな会話が自然と出てくるのがこの時節の鍋料理。みんなで思い出話をしながら笑顔が止まりません。

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鍋でしゃぶしゃぶしたカニ、カニ味噌の甲羅焼、カニ酒。カニ三昧!
珍しい「カニ酒」(税込770円)も注文。「カニ酒に入っているカニは時間をかけて丁寧に炙ったものです。焼く温度や時間の加減がとても難しいので、他店ではあまり見かけないお酒かと思います。加減を間違えるとカニのくさみが出てしまうのです」と説明してくれた冨田さん。

熱々のカニ酒の蓋を開けると、かに鍋のやわらかい風味とはまた違う、力強く香ばしい炙りガニの風味が立ち上がります。骨格のしっかりしたカニの旨みが堪能でき、カニにはいろんな旨みが秘められていることを新発見。鍋でしゃぶしゃぶしたカニがあまくてやわらかく女性的なのに対し、カニ酒は無骨で男性的なイメージ。濃厚な蟹味噌の甲羅焼も合わせて、カニ尽くしに!幸せすぎた瞬間でした。

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手前の白く丸いのがもちもちのオリジナル豆腐。奥はひれ酒
甲羅本店のカニは本当に身づまりが非常に良く、食べ応えがあって大満足。鍋に入っている豆腐はオリジナルのもので、麩のようなもっちりした独特の食感。これはクセになります。せっかくなのでふぐのひれを炙った「ひれ酒」(温:税込770円、冷:税込990円)も注文。ふぐの香ばしさが堪能でき、お鍋と味わうと体はポカポカとあたまりました。

グランドメニューには兵庫県の生もと純米酒「白壁蔵」、ふぐにも合わせたい山口県の純米吟醸「雁木」(がんぎ)、新潟県の大吟醸「八海山」、同じく新潟の「久保田」の万寿、千寿などもそろっていました。日本酒好きな方にもおすすめのお店です。

「横浜甲羅本店」をはじめ、関東では「大宮甲羅本店」、「宇都宮甲羅本店」、「三鷹甲羅本店」、「松戸甲羅本店」、「八千代甲羅本店」の6店舗にて、12月28日~12月30日 (AM10:00~PM6:00)の期間に店の駐車場でタラバガニやズワイガニ、毛ガニなどを大特価で販売する「青空市」も開催されるそうです(※30日は商品が無くなり次第終了)。年末年始の会食やお買い物に家族やお友達とぜひ甲羅本店に訪れてみては?

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横浜甲羅本店
所在地:神奈川県横浜市都筑区牛久保西2-26-27
アクセス:横浜市営地下鉄ブルーライン(グリーンライン) センター北駅より徒歩10分
営業時間:平日11:30~15:00(L.O.14:00)/17:00~22:30(L.O.21:30)
土・日・祝 11:30~22:30(L.O.21:30)
席数:145席(1階・2階合わせて)
定休日:なし
電話:045-913-6767(予約がおすすめ)
駐車場:64台以上

≪筆者プロフィール≫
▪滝口智子

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国際きき酒師&サケエキスパート
飲食ライター歴20年の食いしん坊バンザイ!記者&PRプランナー。
日本酒やワインなどもこよなく愛す。
テレビ番組などにも出演中。

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