【兵庫県西宮市】出演者発表!佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2024『蝶々夫人』に注目
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで行われる、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2024『蝶々夫人』の出演者が発表された。
『蝶々夫人』について
『蝶々夫人』は、19世紀末の長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫を一途に待ち続けた蝶々さんの物語。プッチーニの甘美な音楽に彩られ、120年にわたり世界中で愛されるドラマティックな悲劇だ。
兵庫県立芸術文化センターの開館間もない2006年7月に初演されたプロデュースオペラ『蝶々夫人』は、当初6回の公演チケットが発売されたが、反響が反響を呼び、追加公演を決定。合計で8回の公演は喝采に沸き、大きな話題となった。
飯塚励生氏が再演演出を手がける
初演の大成功から2年後、2008年3~4月には全7回のリバイバル公演も好評を得た。
さらにそれから16年。開館20周年を間近に控えた2024年、プロデュースオペラの19作目として、佐渡芸術監督の強い思い入れもあって再び取り上げられることが決まった。
残念ながら公演準備のさなか、演出家の栗山昌良氏は6月に97歳で永眠した。半世紀のあいだ、日本のオペラ界を牽引し、音楽の中の“ドラマ”を追求し続けた栗山氏。今回はそのレガシーを継ぎ、初演時に演出補を務めた飯塚励生氏が再演演出を手がける。
ニューヨーク出身、メトロポリタン歌劇場の演出課でも活躍した飯塚氏は、「ニューヨークで色々な『蝶々夫人』の上演を観たが、栗山演出はそれらをしのぐほど素晴らしい、世界的に評価されるべきプロダクション。真摯に引き継ぎたい」とコメントしている。
キャストを発表
出演者はダブルキャストで、蝶々さん役を迫田美帆氏と高野百合絵氏。スズキ役を林美智子氏と清水華澄氏。
B.F.ピンカートン役をノーマン・レインハート氏と笛田博昭氏。シャープレス役をエドワード・パークス氏と髙田智宏氏が演じる。
さらに、ゴロー役を清原邦仁氏と高橋淳氏、ヤマドリ役を晴雅彦氏と町英和氏、ボンゾ役を斉木健詞氏と伊藤貴之氏、ケイト・ピンカートン役をキャロリン・スプルール氏(両組)、役人を的場正剛氏と湯浅貴斗氏が演じる。
そして指揮を佐渡裕氏、合唱はひょうごプロデュースオペラ合唱団、管弦楽は兵庫芸術文化センター管弦楽団が務める。
概要
開催日程は2024年7月12日(金)、13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)、17日(水)、18日(木)、20日(土)、21日(日)の全8回。
各日14:00からで、入場料はA席13,000円、B席10,000円、C席8,000円、D席6,000円、E席3,000円。すべて消費税込の価格となっている。チケットは2月発売予定だ。特設ウェブサイトは、2024年1月に公開予定となっている。
佐渡裕芸術監督がプロデュースするプッチーニの傑作オペラを楽しんでみては。
■兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
住所:兵庫県西宮市高松町2‐22
佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ情報サイト:https://gcenter-hyogo.jp/meetsopera/
(yukari)
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