現地参加とオンラインが選べる「丹波焼窯元めぐり」開催!伝統とローカルを体感
六古窯のひとつに数えられる丹波焼の里・兵庫県丹波篠山市立杭地区にて、12月17日(日)15:30~17:30、「陶泊」のプレイベント「器から考える新しい豊かさのカタチ|伝統とローカルを体感するオンライン丹波焼窯元めぐり」が現地とオンラインで開催される。
850年以上の歴史を受け継ぐ丹波焼の里
850年以上の歴史を受け継ぎ、文化や哲学、暮らしが息づいている丹波焼の里。兵庫県丹波篠山市立杭地区では、50以上の窯元が、技法も造形も用途も多様なものづくりを今もなお手仕事で行っている。
丹波焼は同地区周辺で作られる陶器であり、瀬戸、常滑、信楽、越前、備前と共に日本六古窯の一つ。平安時代の終わりから鎌倉時代の初めの発祥とされ、その歴史は長きに渡る。
陶工の自宅などに宿泊する「陶泊」
今回、丹波で窯元の工房をオンラインで巡りながら、直接現地の様子や窯元から陶器の魅力について話し聞く「陶泊」のプレイベントを開催。
「陶泊」とは、陶芸体験などから一歩踏み込み、陶工の自宅などに宿泊して生活を共にすることで、職人の手仕事や里の空気、文化なども味わう滞在型旅行で、宿泊の前後では、若手陶工たちがツアーガイドとして窯元巡りなど地域内を案内してくれる。陶工との交流を通じて、地域の日常に触れることができるのも「陶泊」の醍醐味のひとつだ。
若手陶芸家によるアテンドで窯元を紹介
イベント内の窯元巡りでは、850年あまりの伝統を受け継ぎながらも、現代を感じさせる陶磁器を手がけ、創業55年の「千代市陶房」や、豊かな自然に囲まれた山の中に工房を構える「たさうら」を、若手陶芸家である「信水窯」市野貴信さんによるアテンドで紹介。伝統技法や、窯元の雰囲気、ギャラリーの様子など、それぞれ違った視点で丹波焼の魅力に触れていく。
移動の際には、里の風景も垣間見えるので、実際に街歩きをしているような雰囲気も体感することができる。
それぞれの窯元を巡り、丹波焼の伝統や魅力について体感したあとは、「〜器から考えるこれからの豊かさについて〜」についてトークセッションを実施。直接、作り手からリアルな話を伺いながら、ゲストと一緒に“豊かさ”について考えていく。
イベントは参加無料
イベントは参加無料で、定員は現地参加が20名、オンラインが30名。オンラインで参加の場合には、別途ZoomのURLが送られる。
「消費するだけで終わらない生産者や地域との繋がりを大切にしたいと考えている人」「これからの暮らし、豊かさについて見つめ直したい人」「伝統工芸品が好きな人、興味関心がある人」は、この機会に、伝統とローカルを体感できる丹波焼窯元めぐりに参加してみては。
イベント申込ページ:https://peatix.com/event/3766549/
陶泊WEBサイト:https://tamba-tohaku.com/
(佐藤ゆり)
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