【千葉県佐倉市】地元企業が、秋祭りの収益で地域の子ども食堂へクリスマスチキンをプレゼント

2023/12/08 16:30 ストレートプレス

医薬品総合商社の岩渕薬品は、常磐植物化学研究所(常磐植物化学)と共に、千葉県佐倉市の秋祭りで出店した屋台の収益102,528円でクリスマスチキンを288本購入し、地域の子ども食堂2施設へ12月15日(金)、23日(土)各日寄付する。

寄付の目的と背景

岩渕薬品と常磐植物化学は、地域経済の担い手となりうる事業者として、経済産業省から「地域未来牽引企業」に認定された企業であり、地域が抱える多種多様な課題に対して解決策を見出すべく様々な取り組みを行っている。現在、子ども食堂の運営において、「来てほしい家庭からの参加の確保」や「運営費の確保」などが大きな課題となっている(※)。

そこで、岩渕薬品と常磐植物化学は、まだ子ども食堂を利用したことがない家庭や、支援の手を必要としている家庭にも、子ども食堂の活動を知ってもらい、利用するきっかけになってほしいとの想いから、また子ども食堂の運営費の負担軽減に寄与すべく、子ども食堂へ寄付をすることとした。

岩渕薬品と常磐植物化学は、10月13日(金)～15日(日)に、佐倉市鏑木町の麻賀多神社をはじめとする4社合同で行われた秋まつり会場で、各社それぞれ焼き芋と焼きそばの屋台を出店した。屋台で得た収益は、子ども食堂のクリスマスイベントで提供するクリスマスチキンを購入し寄付する。

このように、地域の伝統的なお祭りに地元企業が参画し、その収益を子ども食堂に寄付することは、経済の地域循環に役立つと考えている。そして、この取り組みに賛同する人や企業から新たな協力を得ることができれば、支援可能な規模や範囲も拡大し、子ども食堂の課題解決に繋がるのではと思っているそうだ。

今後も様々な地域活動を通して地域との連携や絆を深め、地元の未来を担う子どもたちの健やかな成長を応援していくという。