Googleが生成AIモデル「Gemini」を発表

12月7日、Googleが生成AI(人工知能)モデル「Gemini」を発表しました。


https://twitter.com/googlejapan/status/1732569449117749346

Hands-on with Gemini: Interacting with multimodal AI(YouTube)※日本語字幕付
https://youtu.be/UIZAiXYceBI

Google全体の大規模な共同研究の成果であるGeminiはマルチモーダルとしてゼロから構築されました。

テキスト/画像/音声/動画/コードなど様々な情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能です。

データセンターからモバイルデバイスまであらゆる場所で効率的に動作するGeminiの最先端機能により、開発者や企業がAIを構築/拡張する方法が大幅に強化されます。

最初のバージョンとなるGemini 1.0は次の3サイズに最適化されています。

Gemini Ultra:非常に複雑なタスクに対応する高性能で最大のモデル

Gemini Pro:幅広いタスクに対応する最良のモデル

Gemini Nano:デバイス上のタスクに最も効率的なモデル

Gemini 1.0は、テキスト/画像/音声などを同時認識して理解できるようにトレーニングされています。そのためニュアンスを含んだ情報をより理解し、複雑なトピックに関する質問に答えることが可能です。特に数学や物理学の推論の説明に優れているということです。

すでにGoogleの対話型AI「Bard」(英語版のみ)にはGemini Pro、スマートフォンの「Google Pixel」にはGemini Nanoが導入されています。Gemini Ultra及びGemini Ultraで動作する「Bard Advanced」は近日公開予定となっています。

米グーグルが新AI基盤技術 音声・画像も学習【モーサテ】(2023年12月7日)(YouTube)
https://youtu.be/FhqyD_OjCZE

※画像とソース:
https://japan.googleblog.com/2023/12/gemini.html

(執筆者: 6PAC)

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