「Colabo問題」に関連しNHKの取材メモがネットに流出し大騒動に 放送予定だった内容には「偏向報道」等の声も?

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昨年2022年11月頃から、ネット上を中心に話題となった仁藤夢乃さんが代表をとつめる一般社団法人Colaboの不適切会計問題。「東京都若年被害女性等支援事業」について、事業の一部を委託されていた「一般社団法人若草プロジェクト」「特定非営利活動法人BONDプロジェクト」「特定非営利活動法人ぱっぷす」「一般社団法人Colabo」の四団体の頭文字をとった「WBPC」関連と並び、1年間にわたりさまざまな問題が噴出していた。
2023年12月1日に発表となった、読者投票により決定する「ガジェット通信 ネット流行語大賞」では、「Colabo問題」が銀賞を受賞するに至る。

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取材内容がネットに流出!

奇しくも12月1日、NHKは「Colabo問題」関連で、取材した内容がネットに流出したと発表しお詫びを行う。11月28日頃から大きな騒動となっていたこの問題について、「どーも、NHK」のTwitter(X)アカウント(@nhk_domo_nhk)は

NHKの記者が、先月、取材したインタビューの内容メモなどが、インターネット上に流出したことが分かりました。

取材にある情報が外部に流出したことは、取材対象者との信頼関係を損なうだけでなく、NHKに対する視聴者の皆さまからの信頼を損なう、あってはならないことで、深くお詫び申し上げます。

とツイート。NHK広報局による「取材に関する情報の流出について」という、12月1日付のテキスト画像を投稿していた。内容は下記のとおり。

NHKの記者が、先月、取材したインタビューの内容メモなどが、インターネット上に流出したことが分かりました。この内容メモに接することができる人物の中から流出させた者の特定を進めた結果、NHKの子会社が契約している派遣スタッフが、きょう、自分が流出させたと認めました。この派遣スタッフは、「大変なことをしてしまい、申し訳ありません」と話しています。
NHKは、インタビューに協力していただいた方に、お詫びいたしました。

(NHKコメント) 「取材に関わる情報が外部に流出したことは、取材対象者との頼関係を損なうだけでなく、NHKに対する視聴者の皆さまからの頼を損なう、あってはならないことで、深くお詫び申し上げます。事実関係をさらに調査したうえで、厳正に対処してまいります。また、管理体制を強化するなど再発防止策をとりまとめ、言頼の回復に努めます」

ネット上で議論に

かつて、TBSがオウム真理教の幹部に取材内容を漏らし、坂本弁護士一家殺人事件を引き起こしたとする事件になぞらえる人もいれば、放送予定だった内容がColabo側を一方的に擁護する「偏向報道」ではないのかと疑問を呈す人もおり、ネット上で大いに議論となっているようである。

※画像は『Twitter』(X)より

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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