“鯖江のメガネ”と同じ素材、福井生まれのイヤーカフ。AJiNCOの「COO earcuff」【サムシング センスフル】
「サムシング センスフル」は、isutaが見つけた“センスの光るモノ”をシェアするシリーズ。
想いのこもったコンセプト、こだわりの詰まった機能性、ひねりの効いたデザインなど、どこか“センスフル”な要素を感じるプロダクトを、ひとつずつご紹介していきます。
AJiNCOの「COO earcuff【cellulose acetate】」
ものづくりの街・福井で生まれたアクセサリーブランド「AJiNCO(アジンコ)」の「COO earcuff 【cellulose acetate】」(税込4070円)は、まさに“地元ならでは”のこだわりを感じる逸品。
世界有数のメガネ生産地として知られる福井県鯖江市のメガネに使われるのと同じ、「アセテート」という素材で作られているんです。
カラーはBlack/White/Clearの3色展開。1ピースでの展開、片耳用として販売されています。
鯖江の職人が手がけた、高品質なアセテート素材
「COO earcuff 【cellulose acetate】」を含め、AJiNCOのアセテート製品に使われているのは、世界的なメガネ産地・鯖江が誇る最高品質のメガネフレームと同じ素材。
鯖江の職人さんの手作業によって、1つ1つ作られているといいます。
加工されたアセテートはまるでプラスチックのようにも見えますが、実はその原材料は“綿花”。
プラスチックでは表現できないツヤと透明感、温かみを感じられるのが魅力です。
とはいえ素材が柔らかい分、仕上げや磨きなどの加工には難しさがつきまとうんだとか。それでも高クオリティに仕上げられるのは、まさに熟練の職人さんの成せる技といえそうです。
また植物性の素材ということもあり、肌にも地球にもやさしいというのがアセテートの良さの1つ。
ぽってり柔らかいのに、どこかクールな雰囲気
アルファベットの「C」をかたどったようなイヤーカフは、シンプルで素朴ながら、しっかり太さがあってインパクト大。程よいぽってり感で、耳元にアクセントをプラスします。
ボリュームはあるけれど、原材料はコットンなのでとっても軽く、つけていて負担を全く感じません。
柔らかさを感じる丸いフォルムなのに、媚びないモードな印象なのは、ベーシックなカラーと丁寧に磨き出されたツヤのおかげ。シルバーやゴールドとのあわせ使いもサマになりますよ。
“アセテート”素材のアクセサリーって素敵かも
たまには金属やガラスではない、新しい素材のアクセサリーに目を向けてみては?
地球にも人にもやさしいイヤーカフは、つけている自分自身、どこかホッと安らぎを感じられるはず。
About「AJiNCO(アジンコ)」
大阪文化服飾学院を卒業したデザイナーのATSUYOさん(@ATSUYO)が、2013年6月に立ち上げたアクセサリーブランド。
ブランドが掲げるテーマ『JUST BE MYSELF』には、「性別や年齢、国にとらわれず、自分らしいスタイル楽しんでほしい」という気持ちが込められています。主に展開しているのは、ジェンダーレスに着用できる“シェアジュエリー”の数々。
「AJiNCO」の商品ラインナップのメインは、世界に誇るメガネの生産地・福井県鯖江市の高級メガネのフレームに使用されているのと同じ、“セルロースアセテート”を用いたアイテムです。そのほか、silver製のジュエリーは日本国内の職人の手で1つずつ作り上げるなど、ものづくりの街・福井生まれのブランドらしいこだわりがたっぷり。
現在は公式サイトで販売をするほか、全国各地でポップアップを開催することも。今後の商品展開にも期待が高まります。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。