新宿ゴールデン街のラーメン屋「凪」でラーメンとつけ麺を食べた結果→ マジか

煮干しがガツンとパワフルなラーメンが食べたいならば、『ラーメン凪』に行けば間違いない。そう言われるほどの名店として国内外で有名な『ラーメン凪』。

その味が生まれた場ともいえる『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館』(東京都新宿区歌舞伎町1-1-10 ゴールデン街G2通り2F)で食べると、経験としても味わい深いものを感じられるかもしれない。

行列ができているのですぐに入れることは稀

店舗は新宿ゴールデン街の飲食店が立ち並ぶ一角にあり、かなり急な階段をのぼって2階にある。連日連夜、行列ができているのですぐに入れることは稀。ただし回転率が良いため、長時間待たなくとも入れることが多い。店舗に到着したら、行列の最後尾に並ぶ。

行列に並んでいる客の多くが外国人旅行者らしき人たちだった

並ぶときはメイン通りではなく、店舗横の超絶狭い路地に並ぶ。並びながら、壁に貼られている注意事項やメニュー情報をチェックする。

2023年11月某日、筆者が久しぶりに立ち寄ってみると、行列に並んでいる客の多くが外国人旅行者らしき人たちだった。たまたま外国人が多かっただけかもしれないが、そうだとしても『ラーメン凪』が海外でも有名であることがうかがえる。

今回は「すごい煮干しラーメン」と「すごいつけもめん」を食べる

店員さんに「どうぞ」と声をかけられたら、案内に従って一人ずつ階段をのぼり、券売機で食券を買う。階段が急なので、事故が起きないためにも階段の途中で待つのは避けたい(と筆者は思っている)。

自分の前の人が食券を購入して席に向かうのを確認したら階段をのぼり、自分の食券を買う。そして着席。ちなみに今回は「すごい煮干しラーメン」と「すごいつけもめん」をオーダー。

レガシーからレジェンドへ

最初に「すごい煮干しラーメン」を食べる。濃い。煮干しが濃い。でも塩気はマイルド。ドロッとしたスープが濃さを物語る。臭みがいっさいない旨味と薫り高さの黄金比率、ここにアリ。10年以上前はもっと武骨でワイルドなテイストをしていた記憶があるが、いま現在はそれとは違う。当時の味がレガシーだとしたら、今の味はレジェンド。

適度な量が良い!「まあまあの量」のほうが嬉しいのでは

あくまで感覚の話でしかないが、「すごい煮干しラーメン」は、やや、麺量が少ないように思えた。しかしダメではない。食べ歩きをしたい外国人観光客にとって、一食でガッツリ満腹になるより「まあまあの量」のほうが嬉しいのではないか。筆者も、これから2杯目である「すごいつけもめん」を食べる。

もっと高次元な革命的食感「すごいつけもめん」

目の前にやってきた「すごいつけもめん」。マジか。奇抜すぎる麺。見ためは奇抜だが、その食感とテイストは、見ため異常に奇抜。いや、奇抜というより革命。トゥルンとした食感とのど越しは、「トロトロ」とか「ツヤツヤ」とかそういうレベルではなく、もっと高次元な革命的食感。

まるでなにかの生物かのように、口の中で躍動する麺。よくこれほど革命的な食感の麺を編み出せたものだ。改めて感動する。

神、いわゆるゴッド

ラーメンとつけ麺を食べて満腹なのに、「すっげー寒い極寒の夜に『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館』の行列に並んで心身ともに冷え切った状態でラーメンが食べたい」と思った。そんなエモーショナルな気分にさせてくれる『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館』は神、いわゆるゴッド。

人気漫画『北斗の拳』のラオウの看板どこいった

そういえば、『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館』の店舗前に人気漫画『北斗の拳』のラオウの看板があったと思うのだが消えていた。あれを見ると「いまオレは『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館』に来てるんだ! いまから凪のラーメン食うんだ!」という感じで気分がアガるので、また復活させてほしい。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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