高校野球監督が出版社から提訴 裁判官が被告に「何が不服なんです?」とイラついた理由とは

高校野球監督が出版社から提訴 裁判官が被告に「何が不服なんです?」とイラついた理由とは
(写真はイメージです)

NHKニュース等で報じられた高校野球の監督A氏が、出版社B社から訴えられて、債務不履行の損害賠償請求訴訟の被告になっていることが発覚しました。 著名人らを常習的に脅迫した等の容疑で起訴されたガーシーこと東谷義和被告の裁判を傍聴に行こうとしたものの、抽選に外れた筆者が 偶々、簡易裁判所内で発見した事件です。

今夏、全国高校野球西東京大会に東京都で初めて出場特別支援学校の生徒が出場した ことが注目されました。知的障害がある球児たちにも甲子園を目指す機会を得られるようにサポートしようと活動する姿が報じられたA監督が本件の被告です。 原告B社は、被告A監督が出版契約を反故にしたことで、ライター、デザイナーの経費、 得られたであろう利益等、100万円の損害が発生したと主張して、被告に損害賠償請求をしていました。

争点になっていたのは、契約書が締結されて いないということでした。原告B社のC社長に対して、A監督が「出版しましょう」という趣旨のメールを送ったことが契約締結の証拠として出されていました。 裁判官は、「契約書がなくても、メールで契約の意思表示がされたなら、契約を締結したこと になります。被告が契約を締結していないと 主張しているのは、メールは送ったけど、気が変わって撤回した等の理由があったのでしょうか」と被告A監督に訊ねましたが、 A監督は、「契約していません。契約は成立していません」の一点張りでした。

民法522条には、「契約の成立と方式」として 下記のように定められています。

1.契約は、契約の内容を示してその締結を申し入れる意思表示 に対して相手方が承諾をしたときに成立する。

2. 契約の成立には、法令に特別の定めがある場合を除き、書面の作成その他の方式を具備することを要しない。

原告は、C社長ではない別の代表者D氏が 出廷し、 「Cに被告がメールなさった時は、会食後の 時間帯のようですが、お酒に酔っていらして メールしてしまったのですか?」と 被告A監督に質問していました。 被告A監督は、「酒飲みません。それより何でCが来ないんだよ。あんたが何でいるんだよ。聞いていないよ」とD氏に食ってかかっていました。 D氏は、「裁判所に登記事項証明書を提出しています。私にも代表権がある旨は、登記されています」と答えていました。 不服を申し立てる被告A監督に対して裁判所書記官が、B社の登記事項証明書D氏の就任年月日を読み上げて宥めていました。 原告、被告で事実の認識が大きく違っていて、 被告は和解する気もないことを裁判官は確認し、簡易裁判所で対応できる範囲を超えていると裁判官は判断し、地方裁判所への移送を提案しました。

原告は、移送を快諾したものの、被告は 「わかりました」と一度答えたにもかかわらず、「すいません。少し考えさせてください」と撤回。 裁判官は、少しイラッとした様子で、 「Aさん、何が問題ですか?裁判所が 簡易裁判所から地方裁判所に替わるだけです」等と説明し、被告を宥めていました。 傍聴して、被告A監督の幼稚性がとても 気になりました。メディアで聖人君子の ように扱われている教員、監督の裏顔を 裁判を通じて知った筆者は、生徒、保護者の方々のことを危惧しました。 地裁移送後にどのような展開になるのか追跡して、またレポートさせて頂きたいと 思います。(文@神田川涼香)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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