権利クリア&著作者へ利益還元するAIプラットフォーム実現へ。アマナイメージズ、イスラエル企業と協業

著作権侵害などの問題が指摘される、画像生成AI。この解決に向けて、多方面から力が注がれている。
今回、ビジュアル権利の総合カンパニーであるアマナイメージズと、生成AI技術を有するイスラエルのスタートアップBRIA Artificial Intelligence Ltd.、そして住友商事とIN Ventureの4社が、生成AIに関する基本合意書(MOU)を締結。
今回のMOU締結はゲーム、アニメ、イラストや、デジタル広告、ストック素材、電子商取引など、日本のコンテンツ関連市場において、信頼性と責任のある画像生成AI事業の構築を共同検討することが目的だ。
アマナイメージズ、イスラエルの“生成AI”技術と協業

そんなアマナイメージズは今回、BRIA Artificial Intelligence Ltd.、住友商事、IN Ventureらと生成AIに関するMOUを締結。

生成AIの著作権やコンプライアンスを守りながら、最先端のビジュアル・生成AIの学習モデル、ソースコード、API、開発ツールを提供し、開発者やAIチームを支援している。
また、データ所有者、アーティスト、そして画像生成AIのユーザーにも利益が分配されるような持続可能なエコシステムの育成にも尽力している。
権利クリアな生成AIプラットフォーム実現へ
一方、国内大手商社の住友商事と、住友商事が出資するベンチャーキャピタルファンド・IN Ventureは、BRIA Artificial Intelligence Ltd.の世界での事業展開を支援している。
両社はBRIA Artificial Intelligence Ltd.の日本での展開を検討するにあたり、パートナー企業としてアマナイメージズを選定。日本のコンテンツ関連市場において、信頼性と責任のある画像生成AI事業を構築することに合意した。

参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000110940.html
(文・Haruka Isobe)

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。