「みんな どん底気分になればいいな」 アリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』2月日本公開

『ボーはおそれている』ティザービジュアル

楽しみにしてました。

『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』のアリ・アスター監督最新作、『ボーはおそれている』(原題:BEAU IS AFRAID)が2024年2月16日より日本公開されることが決定した。併せてティザービジュアルと特報映像が解禁された。

主演を務めるのは、『ジョーカー』『カモン カモン』のホアキン・フェニックス。ティザービジュアルは、“ボー(BEAU)”と刺繍されたパジャマを着て微笑む少年を映したもの。ホアキン演じる主人公の若かりし頃かな?

特報映像は20秒とごく短いもので、そのうち本編の映像はさらにわずか。顔に怪我を負っている主人公が絶叫し、ドアのガラスを突き破って外へ駆け出す様が切り取られている。その後、監督・脚本のアリ・アスター本人が登場、「みんな どん底気分になればいいな」とパンチのある一言を口にしている。自分で笑っちゃっててお茶目。

本作は北米で今年4月に公開されており、マーティン・スコセッシ監督は「現代にはこんなレベルの映画を作れるフィルムメーカーはほとんどいない」とアリ・アスターに称賛を送り、俳優のエマ・ストーンは「恐怖が永遠に続くのにめちゃくちゃ笑えて、ボーに共感する」といたくお気に召している様子。全文とその他のレビューは以下の通り。

現代にはこんなレベルの映画を作れるフィルムメーカーはほとんどいない。ファーストカットは、最高にゾッとしたよ!
― マーティン・スコセッシ監督 『ディパーテッド』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

傑作だ! 過去に観た中で一番圧倒された作品
― ポン・ジュノ監督 『パラサイト 半地下の家族』

驚異的な作品! アリ・アスターらしさ全開! ユーモアと悪夢が共存し、自由気ままな反面、緻密に描かれている傑作!
― ギレルモ・デル・トロ監督 『シェイプ・オブ・ウォーター』

恐怖が永遠に続くのにめちゃくちゃ笑えるし、ボーに共感してしまう。この映画が大好き。本当に傑作だと思う!
― エマ・ストーン 『ラ・ラ・ランド』

アリ・アスターの映画で最も面白く、最も動揺した作品。
― Erik Anderson (AwardWatch)

とてつもなく不気味で、滅茶苦茶面白い
― Brent Long (Variety)

アリ・アスターの映画で初めて大泣きさせられた。
― Alison Foreman (IndieWire)

なんとマッドで、想像力豊かなことか
― Meagan Navarro(Bloody Disgusting)

『ボーはおそれている』は、雲をつかむような至福の時間だ。
― Matt Jacobs (TV Guide, New York Magazine)

『ボーはおそれている』
2024年2月16日(金)全国公開

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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