東京でバンクシーの絵発見!→ 小池百合子も大興奮→ 都庁で展示→ 自分が描いたと話す人現れる「自分がテキトーに描いた」

東京都でバンクシーの絵発見!→ 小池百合子都知事も大興奮→ 都庁で展示→ 描いたと自称する本人が現れる! ……という展開が待っていたとは。

いたるところに意味深な絵を描き、多くの人たちを魅了し続けているアーティストのバンクシー。そんな彼の絵はアート業界で高値で売買されることがあり、高い価値のある作品とみなされている。

東京都所有の防潮扉にバンクシーらしき絵

2019年、そんなバンクシーが描いたらしき絵が、東京臨海新交通臨海線『ゆりかもめ』日の出駅から徒歩圏内に接されている、東京都所有の防潮扉に書かれているとの情報が都庁に寄せられた。

小池百合子都知事がバンクシーらしき絵と記念撮影

実際に小池百合子都知事が現場に出向き、バンクシーらしき絵と記念撮影をして話題となった。記念撮影後、この防潮扉を取り外して東京都が保管した。東京都としても、ラクガキとはいえ、バンクシーの絵ならば価値があると考えたのかもしれない。

<小池百合子都知事のXツイート>

「あのバンクシーの作品かもしれないカワイイねずみの絵が都内にありました! 東京への贈り物かも? カバンを持っているようです」

バンクシーっぽい絵を描いたという人と接触

時は流れて2023年10月、とあるツイートが注目を集めている。自分自身を貸し出す仕事をしている「レンタルなんもしない人」さんが、「そのバンクシーらしき絵を描いた」という人と接触。あの絵はバンクシーではなく、自分が描いたのだと激白されたという。

バンクシーをまねて壁に絵を描いたら話題になった

レンタルなんもしない人さんは「誰にも話せないことを打ち明けたい」という依頼を受け、実際に会ったところ「バンクシーをまねて壁に絵を描いたら、それがいつのまにか「バンクシーかもしれない」と話題になり、東京都の判断で正式に展示されることになった」と激白されたのだとか。

<レンタルなんもしない人さんのXツイート>

「「誰にも話せないことを打ち明けたい」という依頼。何年か前に港区でバンクシー(そのへんの壁にスプレーで絵を描くスタイルで世界的に有名となった正体不明の路上芸術家)をまねて壁に絵を描いたら、それがいつのまにか「バンクシーかもしれない」と話題になり、東京都の判断で正式に展示されることになったとのこと。知人と近くを通ったとき「このへんにバンクシーの絵があるらしいよ」と言われ行ってみると自分がテキトーに描いたネズミの絵がめちゃくちゃしっかり囲われて展示されていてヤベ~ってなったらしい。当時のアート評論家たちが「この時期のバンクシーの作風からすると本物の可能性がある」などとコメントしたり、付近で働いてた清掃員から「10年くらい前からあったと思う」などの目撃情報が出たりもしたそうで「みんなテキトーなことばっか言ってる」と言ってた。壁への落書きは犯罪なので誰にも話せないけど、あれを描いたのはバンクシーじゃなくて自分なんだって、永遠に誰も知らないままなのか~と思うと、誰かには本当のことを知っておいてほしくなり、無関係な他人を借りて打ち明けてみることにしたらしい。話し終えると「いやー! 初めてひとに話しましたよ!」「めちゃくちゃスッキリしました!罪滅ぼしした気分です!」と気持ちよさそうに伸びをしていた」

小池百合子都知事にとっても衝撃の事実

レンタルなんもしない人さんは真実をツイートしているとしても、彼と会った人が「真実」を話したのか「作り話」を話したのかは確かめようがないので不明だ。

だがしかし、もし本当にこれが本当だとすれば、世間はもちろん、東京都にとっても、小池百合子都知事にとっても、衝撃の事実ということになる。

しかし、真実を確かめる方法がない以上、この人が描いた可能性もあるし、バンクシーが描いた可能性もある。そしてまったく別の人が描いた可能性も……。皆さんはどうお思いだろうか。




※記事画像は小池百合子都知事の公式Xツイートより

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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