「Meta Quest 3」発売、解像度UP×臨場感あるサウンドで“没入体験”を実現!ビジネス活用も
10月10日、Meta社の最新ヘッドセット「Meta Quest 3」が発売した。
同製品はデザインをスリムな形状に一新しているだけでなく、解像度とパフォーマンスを向上させ、より没入感のあるVR/MR体験を実現する。
GPU処理能力が2倍、解像度が約30%アップ!
Meta Quest 3は、先進のハードウェアスタックと、パワフルなMR/VRデバイス用SoC「Snapdragon XR2 Gen 2」を搭載しており、従来モデルの「Meta Quest 2」と比較してGPU処理能力が2倍に向上。短いロード時間で鮮明なディテールを楽しめる。片目あたりの解像度は2064×2208ピクセルで、Meta Quest 2と比べて解像度が約30%アップ。視野の拡大(水平104度/垂直96度)によりバーチャル空間の周辺視野が広がるため、より多くのものを見ることができる。
18 PPDの2つのRGBカメラにより、パススルー(VRを離れて周囲の実際の環境をリアルタイムに見ることができる機能)の解像度がQuest 2の10倍、Quest Proの2倍に向上。周囲がフルカラーで忠実度高く再現され、現実空間にバーチャルオブジェクトを表示することが可能だ。
再生音域の音量が40%向上、さらなる臨場感を堪能
Meta Quest 3では解像度だけではなく、サウンドの質も向上している。サウンドの明瞭さが向上し、再生音域の音量がMeta Quest 2と比べて40%アップ。
ヘッドセット内に究極のホームシアターを構築して映画を鑑賞したり、迫力ある重低音のサウンドトラックをバックにゲームをプレイしてアクションに没入したりと、一層の臨場感が楽しめそうだ。
光学系がスリム化、着け心地が向上
さらに同製品は、パンケーキレンズの採用により光学系が40%スリム化し、着け心地もよくなった。
デザインが一新されたTouch Plusコントローラーにより、自然かつ直感的に操作できる。
Meta Quest 3を企業対応に
ユーザー管理、デバイス管理、カスタムアプリ管理などの必要不可欠な機能に加えてカスタマーサポートを提供するプログラム「Meta Quest for Business」を利用すれば、Meta Quest 3をはじめとするMeta Questデバイスを仕事に活用することが可能。VR/MRを使った学習、ミーティング、制作など、ビジネスに最適なエクスペリエンスを実現できそうだ。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000652.000022656.html
Meta Quest 3 公式サイト:https://www.meta.com/jp/quest/quest-3/
(文・Haruka Isobe)
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。