ブギウギ第1週振り返り:王道パターンの安心感とテンポある展開! “趣里”そっくりのチビスズちゃんも話題

2日から始まった連続テレビ小説『ブギウギ』の第1週が終わった。「ワテ、歌うで!」のサブタイトル通り、ヒロイン・鈴子(澤井梨丘)が、歌の道へ進む最初のキッカケまでが描かれた。

2日放送の第1話は、鈴子を取り巻く人間関係が一通り紹介された回だった。とにかく賑やかで明るい雰囲気のまま、今後のストーリーも展開することが分かる。

翌3日放送の第2話から、物語は一気に進む。実家の銭湯“はな湯”を継ぐものとばかり思っていた鈴子だったが、大人気の歌劇団“花咲少女歌劇団”の存在を初めて知り、新たな扉を開く。そして花咲音楽学校を受験するもあえなく不合格。

さらに梅丸少女歌劇団(USK)を受験しようとするも、何と1日勘違い。だが母ツヤ(水川あさみ)の熱烈アピールで、鈴子が歌劇団の『恋はやさし野辺の花よ』を披露し、異例の合格を言い渡されるという、いかにもNHK大阪制作らしい、かなりベタベタな展開で1週間が過ぎた。

さてネットでの評判はどうだろうか。


・らんまんロスからはなかなか抜けられないけど、突き抜けて明るい朝ドラ最高
・ポジティブパワーにあふれてて元気になる!! 
・らんまん ロス…ではありますが…ブギウギ 良いですね!

 未だに前作『らんまん』ロスを引きずる者もいるようだが、そんな視聴者にも『ブギウギ』は浸透しつつあるようだ。
 
意外と反響が大きかったのが、チビスズちゃんこと子役の澤井梨丘が、大人になってからのスズ子を演じる趣里とそっくりであること。単に顔立ちが似ているだけではなく、趣里と同様、きちんと歌も歌えるところも評価ポイントだ。
 

・いつもながらNHKの子役キャスティング能力の高さには驚かされる
・しかし今回の天才子役、顔も趣里さんに似ている。この子が成長して趣里になる
 と、すごく納得出来る
・最初、趣里さんが子役からやってるのか?と思った

という声もある。700人以上の応募の中から選ばれたという澤井。実力が飛び抜けていて、即決だったとか。

9日からは、そんな鈴子の歌劇団での日々が始まる。トップスターの大和礼子を演じる蒼井優との直接の絡みも楽しみだ。


・展開早いな!!
・来週「何故踊る(歌う)の?」とダイレクトに問われるっぽい展開に期待が高まる。
・今は笑いが多いけどこれから哀しみ切なさが多くなるから単純にお笑い朝ドラじゃないのがまたいい

1週目では、鈴子の生い立ちに何やら秘密がありそうではあったが、そこは“おいおい”ということで、まずは早くショービジネスの現場に視聴者をいざなうことに力点が置かれているように思った。明日からは早くも第2幕の幕あけといったところだが、おおいに期待したい。

(執筆者: genkanaketara)

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