コロナ禍の3年で、すっかり様変わりした街も多い。その中の1つが「香港」だ。
香港は長らく入国制限され、その後、中国本土に先駆けて“開国”した。現在はコロナ前とほぼ同様に、日本旅券の所持者で90日以内の観光目的ならビザなしで入国できる。
日本でもおなじみの「スターバックス」は、香港にもたくさんある。しかし、コロナ禍のうちに名物店が閉店したり、新たなメニューが登場したりしている。
まず、香港には2つのコンセプトストア、中環のDuddell Street (都爹利街)店と、旺角のSai Yee Street (洗衣街)店があった。2023年8月現在、この2店舗とも「閉店」してしまい、今はない。これ以外の香港らしいデザインの店舗は、現在は見当たらない。
一方、せっかく香港へ行き、スターバックスに興味があるなら、いくつかの店舗を紹介したい。
■九龍のStar Avenue(星光大道) 店・・・ブルース・リーの銅像の目の前。2階のテラス席から香港の夜景が望める
■銅鑼湾のLEE GARDEN Three(利園三期)店・・・香港発の旗艦店。リザーブ併設、TEAVANAやアルコール提供あり
LEE GARDEN Three店では、フードも充実。なんと「パスタ」もあり、注文してしばらくすると、できたてが運ばれてきた。日本円で1300円ほどするが、冷凍を解凍したのでなく、ちゃんと調理した味がした。
ドリンクと合わせると2000円超で決して安くはないが、腹の足しには十分になる。
また、中華圏では中秋月に「月餅」が大々的に売り出される。スターバックスでも毎年販売され、名物となっている。スターバックスの月餅はやや高いが、期間限定なので、お土産としてもおすすめ。
香港限定のマグカップなどは健在。さらに、隣りのマカオ限定のマグカップなどが、香港のスターバックスで売られている店舗があった。
特に、空港に近い店舗で見かけたので、興味があればぜひ。
さらに、香港国際空港の店舗は、一般エリアでは、第1ターミナルの店舗が移転し、第2ターミナルは一時閉鎖とともに閉店したので気を付けたい。
第1ターミナルでは、チェックインカウンターが並ぶ場所の奥にある。座席数は少ないが、香港限定グッズなどはある。なお、出国エリアの店舗は健在だ。
Starbucks HK
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