重心移動で自由自在に走行できる一輪電動スケートボード「Oneboard」 Makuakeにて先行発売

近未来を感じさせる電動モーター搭載のモビリティが登場。一輪電動スケートボード「Oneboard(ワンボード)」(※)が、9月14日(木)よりクラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行販売を開始しました。

希望小売価格は29万8000円(税抜き)で、最大40%オフの応援購入を用意しています。

※公道利用は不可。私有地や許可されたエリアで走行が可能。

小回りが利きオフロード走行も可能

Follopが開発したOneboardは、大きなホイールとフットパッドが一体型になっており、バランスを取りながら走行する電動スケートボード。車体重量は13.9kgで、ゴツゴツ感のあるデザインが特徴です。

重心を前後に傾けることで前進・後退し、加速や減速も直感的に操作することができます。

一般的なスケートボードよりも小回りが利き、その場で旋回するような動作もできるほか、坂道を登ったり、砂利道のオフロード走行にも対応しているとのこと。

最大速度は20km/h。2時間の充電時間で、18~25kmの走行が可能です。

実際に体験できる機会があったので乗ってみたのですが、初心者は手を支えてもらいながらバランスをとるので精一杯という感じでした。とはいえ、「30分間ほど練習すればほとんどの人がうまく乗れるようになる」とのこと。スケートボードやスノーボードに乗り慣れている人ならもっと早いかもしれません。

不安定な板に乗っているのとは異なり、うまくバランスがとりやすいようにモーターがアシストしてくれる感覚を短時間でも十分に味わうことができました。

うまく乗りこなせるようになればこんなに自由自在に走行できる、という様子はFollop富山知輝代表のデモンストレーションをご覧ください。

https://youtube.com/shorts/jR8517agpBU

SF映画にインスパイアされて

Follopの富山代表は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『トロン』、『AKIRA』といった作品を引き合いに、「僕自身、このようなSF映画が大好きで、こんな世界が実現したら面白いなと思って開発しました」と、開発の背景を説明。幼少期からのロマンを追求し、現在のテクノロジーとカルチャーを掛け合わせて、一年以上かけて開発したといいます。

今後はOneboard協会を設立し、スポーツ化していく構想も明かしました。

公道利用はNG

スケートボードは法令上「遊戯玩具」に分類されるため、Oneboardは公道利用が不可。私有地や許可されたエリアでのみ走行できるので、個人で利用する場合には注意が必要です。

そのため、同社は移動手段としてではなく、アクティビティとしての利用を推奨しています。

利用シーンとしては(利用が許可された)キャンプ場や公園、ビーチや海岸エリア、私有地や駐車場などを挙げており、今後、さまざまなレジャー施設と協力してOneboardが体験できる機会を増やしていきたいとしています。

「Oneboard」Makuakeプロジェクトページ:
https://www.makuake.com/project/oneboard/

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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