どうなるジャニーズ事務所 ジュリー社長の辞任だけで済まされない 「もう一人のキーマン」の存在

どうなるジャニーズ事務所 ジュリー社長の辞任だけで済まされない 「もう一人のキーマン」の存在
「ジャニーズ性加害問題当事者の会」記者会見。左から杉山和也弁護士、平本淳也代表、石丸志門氏、大島幸広氏(撮影@霜月潤一郎)

ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題に関して、ジャニーズ事務所が設置した外部の専門家による「再発防止特別チーム」は29日、ジャニー喜多川氏の被害者、事務所関係者など41人にヒアリングを行い、「ジャニーズ事務所では1970年代前半から2010年代半ばまで多数のジャニーズJr.に対し、長期間にわたって広範に性加害を繰り返していた事実が認められた」とする調査報告書を公表した。同族経営も問題視し、藤島ジュリー景子社長が辞任すべきだと指摘した。

全く新しい外部の人を社長にすれば、 リセットできるだろうが、そんなに甘くはないようだ。

「長年、ジャニー喜多川氏の片腕だった白波瀬傑氏が、今年の一月にジャニーズ事務所の代表取締役に就任しています。 代表取締役は、藤島景子氏と白波瀬氏の 二名体制。藤島氏が辞任しても白波瀬氏が 残れば、変わりません。 マスメディアは、白波瀬氏を 副社長と報じてきましたが、会社法では、 同列。こうなることは、ある程度予想した 保険なのではないでしょうか」 と週刊誌記者は話す。

「白波瀬氏は長年、広報担当としてジャニーズタレントのスキャンダル記事を抑え、記者等を威圧して来ました。上司や自分が若い頃に白波瀬氏から威圧されてきた世代がマスメディアの現場責任者には、多いですから、『白波瀬恐怖症』で触れたくないところでしょう」 と白波瀬氏に関してメディアが触れない 理由を芸能ライターは推察する。

元ジャニーズ事務所関係者は、 「白波瀬氏は、現場マネージャーの頃に 未成年のタレントと一緒に喫煙したり してきました。コンプライアンスが問われる時代に、昭和の悪しき伝統の継承者を代表に残すのは問題ですよ」と話す。 ジャニーズ事務所の改革はどこに着地するのだろうか。(文@霜月潤一朗)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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