ご当地スーパーでローカルなお土産探し! 【ギリシャ編】
お土産の調達なら「地元のスーパーで買うのが安い!」という、不定期連載の人気シリーズ。
時に「番外編」として、海外のスーパーマーケットで調達したい、また実際に調達したお土産も、随時紹介している。今回、日本人旅行者に根強く人気で、古代遺跡めぐりでおなじみ「ギリシャ」を取り上げる。
ギリシャは、通貨「ユーロ」が使えるのが、まずありがたい。しかも、他のユーロ圏の国々よりも、物価がやや安い。しかも、美味しいので、スーパーマーケットでの買い物はおすすめだ。
まず、「ギリシャコーヒー」が一押し。ギリシャコーヒーとは、イタリアのエスプレッソやトルコのトルココーヒーに似た飲み物だ。フィルターを使わずコーヒー豆を直接煮るため、通常のコーヒーより栄養価が高い=「健康で長生きできる」とも言われる。
エスプレッソ同様そのままだと苦いので、砂糖を入れて飲むのがいい。スーパーでは、ギリシャコーヒー専用の豆がすでに砕かれた袋入りもある。作り方に注意。
ギリシャではコーヒーが主流なので、お茶はやや珍しい。しかも主流は「ハーブティー」である。
おすすめは、山のお茶そのままのマウンテンハーブ、風邪予防などの万能茶で知られるチャイ・トゥ・ヴヌーなど。袋入りで、中の茶葉が見える状態で売られている。
ギリシャはお菓子も美味しい。特に有名なのが「バクラヴァ」だ。観光地での定番中の定番。中東菓子だが、ギリシャにもある。
ただ、非常に甘く、炎天下で食べるには最適だが、最初のひと口で驚いてしまう。とにかく甘い、その強烈な甘さを体験するなら、ぜひ。
また、「パステリ」というお菓子も、ギリシャではとても有名だ。
これはゴマを使った「ゴマおこし」のようなせんべいで、甘くもなくあっさり味、日本人でも食べやすく、どこか懐かしい味わい。
ハーブが多いギリシャでは、調味料もかなり豊富。スパイスやドライハーブなどが、スーパーでたくさん売られている。価格も安い。
自宅でギリシャ料理の味を再現したいなら、調味料はマスト。じっくり吟味して選びたい。
また、ギリシャにはジャムやはちみつも多い。ギリシャと言えば「ギリシャヨーグルト」が日本でも人気で、ヨーグルトにつけて食べる人も多い。
ジャムは瓶なので、持ち帰るのも大変だが、プチプチなどの梱包材に包み、しっかり梱包を。持ち帰るだけの価値はある。
さらに、ギリシャはオリーブオイルも絶品。実はオリーブオイルで有名なイタリアは、ギリシャから輸入して販売していると言われる。つまり、ルーツはギリシャなのだ。
高品質で、しかも安い。たくさん持って帰りたいのはやまやまだが、個人ではやはり限界がある。瓶にしろ缶にしろ、これもしっかり梱包し、万が一漏れても被害を最小限に止めないといけない。ギリシャのワインなども同様だ。
ギリシャの土産で穴場的存在なのが「ピスタチオ」である。世界で最も高品質で美味しいと評判の、ギリシャ産ピスタチオ。
日本で輸入品を買うとそれなりの価格がする。しかし、ギリシャのスーパーだとやはり安い。ピスタチオ好きならまとめ買いを。
【ギリシャの主なローカルスーパー】
・BAZAAR supermarket
・AB ヴァシロプロス
・カルフール・マリノプロス
・スクラヴェ二ーティス
(Written by AS)
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