組織と求職者の“いま”と“ミライ”のマッチ度、生産性の高い既存社員との類似度がわかる適性検査
人的資本・ウェルビーイング経営支援の株式会社ラフールは、組織と求職者の“いま”と“ミライ”のマッチ度を可視化するミライ適性検査 「テキカク」の提供を開始しました。
同サービスを通じ、組織と人材のミスマッチを防ぎ、昨今の深刻な人材不足、採用ミスマッチや早期離職の課題を解決し、人的資本経営の実現を支援します。
環境要因の取得は困難
日本の生産年齢人口(15~64歳)は年々減少傾向にあり、今後も減少が続く見通しです。
新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は高卒で36.9%、大卒で31.2%、入社後3ヶ月で離職した場合の損失額は187.5万円/人と算出され、人材の確保・定着ともに企業の課題となっています。
従来の適性検査は、求職者の適性予測に個人の要因のみを用いる傾向にあり、組織風土や在籍社員の価値観など、入社後に変革しづらい環境要因を含まないことで、早期離職につながるケースもあったようです。とはいえ、環境要因の取得は容易ではありません。
マッチ度、既存社員との類似度を可視化
こうした課題を背景に開発されたのが 「テキカク」です。
同サービスでは、株式会社ラフールが1600社に提供している組織サーベイ「ラフールサーベイ」で蓄積した組織・人材・環境要因を含むビッグデータをAIで解析し、組織と求職者のマッチ度を可視化します。 大きな特徴は、“いま”と目指す“ミライ”の組織と、求職者とのマッチ度がわかることでしょう。現在の組織と未来の組織像に必要な人材をデータで提示し、求職者の特性との差分を可視化。現在の組織風土とのマッチ度を判定するとともに、未来の組織形成に貢献する可能性を「貢献度予想」として5段階で判定します。
また、生産性の高い既存社員と求職者の特性の類似度がわかるのも特徴。人事主観で設定した既存の“ハイパフォーマー社員”との類似度を可視化することで、貢献度を判定できます。株式会社ラフールは今後、ユーザーの意見・要望を参考に、活用しやすいサービスとなるよう開発・運営を進め、人的資本経営の実現のサポートをしていく方針です。
参考元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000042113.html
「テキカク」公式サイト:https://tekikaku.lafool.jp/
(文・Higuchi)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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